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子育ては、家庭ごとのこだわりやルールのもとに行われるものです。ですが、子育てをしていく日々の中でなかなか思うようにいかなかったり、もっと良い方法があるのではと悩んだり…。

 我が子の行く末を思えばこそ悩みは尽きませんね。育児書やネットからの情報を元に色々とトライするのも一案ですが、心理学を応用すればもっと効果があって、無理のない育児になるかもしれません。

 子どもの特性を知って、子ども自身がもっと自ら成長しようとする自主性を大切に出来れば、思うようにいかないイライラを軽減できますね。

普通が一番!愛情をたっぷりと!!

我が子にはたくさんの経験を、と思うあまり、いろいろな場所へ行ったり、体験させたりしなくては、と思う親御さんが多く、多忙だったり、経済的に余裕がないと我が子に申し訳なく思ったりするようです。

 ですが発達心理学者のスカーは、子どもに必要なのは一般的な環境と愛情があればよい、と提唱しています。

食事や睡眠、そして衛生的であれば良い環境…これは最低限な条件ですね。

 そして愛情。これはお金を必要としないものです。日々の子育ての中で充分満たされているんですね。これまで通りの生活の中で、たっぷりの愛情をかけて子どもに接していけば良い、ということですね。

親がお手本となること

 子どもは観察能力に優れています。身の回りの存在の一挙手一投足を目で見て取り込んでいきます。もちろん見たものだけでなく、耳で聞いたことも同じです。そして一番身近にいるのは親です。ほぼ自動的といってもいいくらいに良く観察し、それを自分のものとするため実際に行動してみたり、口に出したりして会得していくのです。これは自然に行なわれる学習行動なので、親は常にその行動、態度が子どもにとって模倣対象となっていることを意識しておかなければなりません。好ましくない行動をいくら「やめなさい」「何度言ったらわかるの」

等と問い詰めたところで、親がそれらをやっていれば意味がないのです。

 反対に好ましい行動もすぐに模倣しますから、親は常にお手本として子どもたちの前に存在しているのだということを意識しておくことが必要であると言えますね。

イヤイヤ期は自我の芽生え

 主に2歳前後に起こるイヤイヤ期。何をしても何を言ってもすべて「イヤ」という拒否が起こる時期ですね。

だからといって、すべて自分でできるわけではないので、ハラハラしたりイライラしたり…。ですがこの時期も心理学の観点からとらえるととても重要な時期であることが分かります。

 イヤ、というのは一つの意思表示です。意思表示をすることができるようになった、つまり自我の芽生えなのです。それまで、母親と自分は一心同体で、同じように行動していたのが、お母さんはお母さん、自分は自分と分けてとらえることが出来るようになり、自分はこうしたい、自分はこれが嫌と意見を持てるようになった成長の証なのです。けっして親を否定や拒否しているわけではなく、自らの「感情」という新たなものを興味深く扱っているところなのです。

 親のやることはただ一つ。そうした姿を受け入れること。自我が芽生えているんだ、と成長を喜ぶことです。

「見て見て」はすべて受け止める

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子どもが「ねぇ、見て!」と呼びかけてくることがあります。親に余裕があるときはそれに答えることができますが、たいてい一回では終わりません。連続して言われればその度目を向けねばならず、何か作業の途中だったりすると、さすがに毎回対応できなくなってきます。このときの子どもの心理はどういった状態なのでしょうか?

実は子どもは、親との一体感を求めています。自分が気づいたものを親にも共感してもらいたいのです。そうすることで親と価値観を共有でき、満足につながります。

 満足した子はそれを自信に変えて、興味をもっと広げていけるでしょう。そうした時期は長くはありません。ぜひ子どもの「見て見て」を受け止めてあげてください。心が安定した子に育ちます。

子どもの心理学!子育てにおいて配慮すべき4つのポイント まとめ

  1. 育児で大切なのは、特別なことではなく、食事や睡眠、衛生的な環境。そして愛情はたっぷりと。
  2. 親がお手本となること。こどもは日々観察と模倣を繰り返しています。
  3. イヤイヤは自我の芽生え。成長を喜びましょう。
  4. 「見て見て」は親との一体感。なるべく受け止めて行きましょう。

子どもの行動の一つ一つに意味があります。そしてそこにはすべて親との関わりが必要となります。子ども達が伸び伸びと育つためには、まず親がそうした子どもの行動に隠された心理を読み取り、効果的な関わり方をしていくことが必要です。

 心理学をうまく活用して子ども理解に努められれば、育児のストレスがぐんと減ります。穏やかな気持ちで接してもらえた子どもはきっと健やかに成長してくれるはずです。

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