私にも思春期に入りかけた娘と、思春期真っ盛りの姪が居ます。そのめんどくさいのなんのって。
反抗してくるかと思ったら、急にべたべた甘えだしたり、時には子供じゃなくて一人前の大人としてまともに話ができたり…。
思春期と言えばホルモンの影響で、心も体もとても不安定な時期。
どう対処していけばいいのか、調べてみました。
やたらと外見を気にする
女の子は小さなころから、可愛らしく見られたいと思っています。
だからこそ、第一次性徴期あたりの頃に、身の回りのものがピンク一色に染まってしまうこともありましたよね。
それと同じことが思春期に入るとおこります。
ただ、自我がはっきりとしているので自分の好みがはっきりとしてくるのです。
また、アイドルやモデルに影響されやすく、しなくてもきれいな肌をしているのに化粧をしたりし始めます。
私が大人になって思うのは、それは全部大人になるための準備だったということです。
よほど過激なものならともかく、あまり無理に制限せず、見守ってあげましょう。
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「みんなと同じ」に安心する
思春期は親からの自立の時期です。
家族というコミュニティから離れて、自己を確立する時期なのです。
ただ、今まで守られてきたコミュニティから離れると言うのは不安になるもの。
そこで登場するのが「友達」なのです。
友達と同じものを身につける事で安心しています。
再び現われる「反抗期」
ムカつきますよね!私もできる事なら、縛ってベランダから吊るしたいと何度思ったことか!
親に反抗するだけならまだしも、親戚や教師など、様々な大人社会に反抗するからもう…!
でも大丈夫、この反抗期は通過儀礼です。
イモムシは蛹にならないと蝶にはなれません。思春期はちょうど、蛹の時期なんですね。
体の中でいろいろなホルモンや成長物質が目まぐるしく駆け巡って、心も体もとても不安定です。
その中で、親からすれば危なっかしい事をしたりして、本人は必死に真剣に親との関係を変えようとしています。
反抗期は小学校高学年ごろから始まり、高校生頃には落ち着いてきます。
長いですが、育児の期間としたら一瞬の事。気長に見守ってあげましょう。
たまにべたべた甘えてくるのはなぜ?
先ほど蛹の例を挙げましたが、実際子供は蛹のようにおとなしく変化を甘受してはくれません。
無意識に、自分の変化に不安を感じているのです。
新しいコミュニティを作ろうとしている反面、まだ家族というコミュニティから抜け出せきれていません。
自分は大事にされている存在なのだと実感したいし、認めてもらいたいのです。
そんな時は存分に甘やかしてあげましょう。
変なことをしている…
思春期と言えば、ですね。
これは男女ともにあることで、問題ありません。
私が知っている女の子がする変なことと言えば、「絵を描く」「変わった趣向の本を読む」「芸能人やアニメのキャラクターにのめり込む」「小説や漫画を書く」「詩を書く」「コスプレやゴスロリ、パンク系のファッションにハマる」「特定の教科にのめり込む」などですね。
不良に憧れるのもこの頃。
自分にもそういった経験があるはず。それでわかる通り、一時的なものです。
否定せず、違法行為や危険がある場合はそれを伝えてそっとしておきましょう。
体の変化について
乳房が膨らみ、腰回りがふくよかになってくびれができ始めます。
さらに、初潮が起こるのもこの時期。
人によっては更年期障害のような症状を訴える子もいます。
実際、ホルモンバランスが乱れるという点では更年期障害と変わりない状況にあります。そうなった場合は否定せず、対応していきましょう。
こういった変化は人それぞれです。人によって身長や体重が違うのと同じ現象ですので、誰かと比べたりしないようにしましょう。
彼氏ができたら
女性という性は、妊娠する、というのが男の子との大きな違いです。
彼氏ができたら、いい機会としてセックスについて話し合ってください。
本人たちは「まだ妊娠してはいけない」というくらいにしか思っていません。
セックスがどういう行為なのか、避妊方法や、それが確実ではないこと、妊娠したら必ず報告する事、まだしてほしくはない事をきちんと話し合っておきましょう。
思春期の女の子はめんどくさい⁉知っておいて損はない6つのコトまとめ
- 本人が気に入っている格好なら、よほどでない限り止めない。
- 友達を優先するのは、親離れをしようとしている証拠。
- 反抗期は蛹になった証拠。蝶になるまで見守ってあげましょう。
- おかしなことをしだしても一時的なもの。危険性がなければ放っておく。
- 体の中では様々な変化が起こっています。体調不良等に気を付けてあげる。
- 彼氏ができたら、「性」について話し合ういい機会。
思春期の頃は、大人の入り口に立ったばかりで、まだまだ親無しでは生きていけません。
感情的にならずに見守っていくのが良いようですね。
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