幼児教育 育児

幼児期の遊びの重要性を知って、豊かに生きる力を育てよう!

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「最近の子どもたちには遊びが足りていない」という話を耳にしたことはありませんか?
習い事で予定が詰まっていたり、親が忙しかったり、安全面や防犯面が気になったり…理由は色々ですが、子どもが幼児期に遊びから学ぶことは実は山ほどあります。
ではもし遊びが十分でなかったら子どもはどうなってしまうのでしょう?
そこで、なぜ遊びが重要なのか、そして遊びを充実させるために親ができることは何かについて考えてみます。
現在5歳の息子の遊びについて、これまで悩むことの多かった筆者の体験談も交えてお伝えしたいと思います。

幼児期の遊びとは何か

「遊び」とは、子どもが自発的に楽しむ活動であり、そこに目的はありません。
親や先生に促されたり指示されたりした活動は遊びとはいえないんですね。
子ども自身が「やりたいからやる」、「楽しいからやる」。
これが本来の遊びです。

そしてここでいう遊びは身体を使うようないわゆる昔ながらの遊びのことで、テレビゲームやスマホ、カードゲーム等の遊びとは分けて考えたほうがよさそうです。
これらは受け身でバーチャルなもの、という点で明らかに性格が異なるものですし、その広がりとともに子ども達の外遊びの時間が明らかに減ってきているという事実もありますからね。
あくまでも自ら考え身体を動かし、リアルな世界で時に他者と関わりながらトライ&エラーを繰り返しながら行うのが、

今回考える「遊び」です。

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なぜ幼児期に遊びが重要なのか

幼児期にはそれまで主に親や先生を相手に遊んでいたのが、だんだんとその安全地帯から出ていき子ども同士で遊ぶようになります。
そして遊びの中のあらゆる体験が子どもの心と身体の発達を促します。
具体的にどんな力が育まれていくのか、それぞれ見ていきましょう。

体力、運動能力

身体を使った遊びをすることで体力がつきますし、飛んだり跳ねたりぶら下がったりすることで次第に今までできなかったような複雑な動きができるようになっていきます。

社会性

同年齢、あるいは年の近い異年齢の子どもと関わりながら遊ぶことで、コミュニケーション力が伸びます。
またルールを理解したり、我慢することを覚えたり、相手の気持ちをくんだりできるようになり、協調性を身につけていきます。

自発性、自主性

「やってみたい!」と自ら行動したことが上手くいって達成感を味わうと、自信や意欲的な心が育ちます。
それが新たなチャレンジへの意欲となり、自分からどんどん挑戦できる子どもになります。

想像力、表現力

自由な遊びは子どものイメージを広げ、言語面も含めた自己表現力を高めます。
豊かな想像力と自己表現力がないと、相手の気持ちに寄り添ったり自分の考えを上手く伝えたりすることができないので、他者との間に良い関係を作るときにも必要な力といえます。

認知的能力(脳のはたらき)

身体を使った遊びは脳の発達を促します。
周囲の状況を瞬時に察知したり予測してタイミングを合わせたり、パッと方向転換したり…といった動きをすることは、脳の運動制御機能だけでなく、知的な発達にもつながります。

幼児期の遊びが足りないことによる弊害

では、遊びが足りないとどんな弊害があるのでしょう。

身体を動かして遊ぶ機会が少ないと、そもそも体力がない子になり、スポーツを楽しむのに必要な能力を得る機会を奪ってしまうことになります。
また、社会適応力やコミュニケーション力が十分に育たなかったことで対人関係に問題を抱えたり、意欲や自信がないせいで自尊心の低い子になったりしがちです。
近頃だと子どものためと思って小さいうちから習い事や塾でスケジュールを埋めがちですが、それがあまりにも子どもの自由な時間を奪ってしまっている場合、常に受け身な姿勢でしか物事に取り組めない子になってしまう可能性も大いにあります。

このように遊びの不足は子どもの身体と心に大きな影響があるといえます。
これからの世の中では自ら考え行動できる人材が今まで以上に必要になる、などと言われているのに、遊びの時間がどんどん減っているとしたら…かなり心配になってきますよね。

筆者の息子の場合

実際、筆者の息子は3、4歳頃、お友達がたくさんいる場所で遊ぶのも、飛んだり跳ねたりして遊ぶのもあまり得意ではない、というかむしろ大嫌いでした。
ですから、外遊びには出かけていたものの、先ほど挙げたような要素のある遊びが実現できていたかといえば、答えは“No”でした。
息子はそれはそれは慎重派でしたので、親という安全地帯から離れること、そして自分だけの世界から足を踏み出すことにかなりの時間を要したんですね。
そんな性格なので体の動かし方ひとつとっても決して無理はしませんし、活発なお友達を避けて石ころやどんぐりを拾ってばかり…

もうはっきり言って心配しかありませんでした。
事実、運動の面で明らかな遅れが見え始めましたし、コミュニケーションの面でもかなりつたなく、園の自由遊び中に集団遊びに誘われても拒否することが多いようでした。

自然観察などが好きで自分の好きなことがはっきりしているのは決して悪いことではないと思っていたのですが、やはり身体はしっかり動かしてほしいし、お友達とも関わってもらいたい。
夫婦で大いに悩んだものです。

そんな息子でしたが…
5歳になり年長になった今は、見違えるようになってきました。
成長に伴いできるようになった部分はもちろんありますし、幼稚園の先生が成長を促してくれたという面も大きいとは思いますが、

親の我々も家庭でできることを色々とやってみました。
その働きかけについては、次に子どもの遊びを充実したものにするために親ができることを考えながらご紹介していきます。

子どもの遊びを充実させるには?

子どもの自発性を育み、他者との関係を学ぶことができるような遊びを実現するために、まず大前提として必要なのが、十分な「時間」です。
子どもの遊びは大人のエクササイズのように「すき間時間で効果的に」なんていうわけにはいきませんよね。
子どもを見ていると分かりますが、どんどん発展していくような遊びはすぐには始まりません。
何かを手にとってはやめ、ちょっと遊んではやめ、友達の様子を気にしつつ、あれこれしているうちにだんだんスイッチが入って盛り上がっていくことの方が圧倒的に多いように思います。
子どもの自発的な遊びとその発展を保育の中心に据えているような園でしたら、保育中に十分な時間が割かれていると思いますが、そうではないタイプの園に通っている場合は降園後や週末などに思いっきり遊べる時間を確保してあげたほうがよさそうです。

次に「遊びに適した環境」も同じくらい大切です。
自由に走り回れる安全な場所と服や体が汚れるのを気にせず遊べることはマストです。
そして新しいことやちょっと難しいこと、工夫が必要なこと…とにかく色々な挑戦のネタが見つかる場所だと尚いいですね。
また、時には自然に触れられるような場所に行けると、子どもは遊びながら本当にたくさんのことを学べるはずです。
様々な命や地球について知り、自然の中で感覚を研ぎ澄ますのは貴重な体験となりますし、遊具の何もないところで1から遊びを構築するというのは、ものすごい思考力を必要とします。
とにかく危なすぎることでなければあまり手出しせずに見守り、子どもの発見や驚きや何かができた喜びに思いっきり共感してあげましょう。

我が家の場合

ちなみに我が家の場合は、目新しい魅力的な遊具のある郊外の公園に頻繁に足を延ばして、自ら挑戦したくなるのを待ちました。
大勢の子ども達がいるとそもそも近寄らないで終わってしまうので、行くのは常に朝イチ!
周りの様子を観察する時間がたっぷりあり、競合する相手がいなければ、少しずつチャレンジする様子がみられました。
そして本人がノッてきたら、お友達の代わりに親が一緒に楽しむ!
そうしているうちに段々とできることが増えて、動きが目に見えて変わっていきました。

それともう一つ、これは結果論なのですが、実は「外遊び」にこだわりすぎなかったのもうちの息子の場合は良かったです。
おうちで絵を描いたり本を読んだりすることが好きな子なので、家ではとことん自由に追求させていました。
するとそれが「得意」になってくる、すると自信が生まれ、そこをきっかけに人との関わりにも積極性が出てきて、だんだん得意分野以外のことにもチャレンジできるようになってきたのです。

こうして身体能力があがり色々な自信もついてきた今、息子は仲のよいお友達と汗だくになって暴れまわり、砂場で団結して一大土木工事を行い、気が向けば鬼ごっこにだって参加するようになりました。
もし遊びに飛び込んでいけないようなタイプのお子さんがいたら、焦って無理やり集団の中に入れようとするのではなく、遊びに参加したい気持ちが出てくるまでゆっくりその子のペースにあわせてあげるのが一番な気がします。

幼児期の遊びの重要性を知って、豊かに生きる力を育てよう!まとめ

以上をまとめると、
「遊び」とは、子どもが自発的に楽しむ活動である。
遊びの中のあらゆる体験が子どもの心と身体の様々な発達を促す。
逆に遊びが足りないと、対人関係の問題や自尊心の低さに悩まされたり、自分で考えて行動できない受け身な人間になってしまったりする可能性がある。
充実した遊びを可能にするには「十分な時間」と「思いっきり遊べる環境」を用意してあげることが大切。
遊びに飛び込めない子の場合は無理にやらせないで、別の面で自信をつけさせたりしてその子の心の準備ができるのを待ってあげたほうが良い。

このように幼児期の遊びは子どもの心身の健やかな発達のためになくてはならない重要なものです。
遊べる時間も環境も昔よりぐっと減ってしまっている今、親は遊びの重要性をしっかり理解し、遊びの場を意識して用意してあげる必要があるといえます。
幼児期ならではの遊びをたくさん経験させてあげることで、大切なお子さんが豊かな人生を歩める基礎を育ててあげたいですね。

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