現在4歳の娘が生後10か月の時に、「卵アレルギー」が発覚しました。現在は卵アレルギーを克服し、もりもり卵を食べられるようになりました。そんな我が家のアレルギー克服記録です。
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なかなか進まない離乳食の卵…
当時、離乳食の中期(生後7~8ヶ月)で卵黄スタート、終わったら卵白スタートというのが、離乳食本に書かれていました。(2019年からは5~6ヶ月頃からのスタートに改訂されています。)
卵黄は8ヶ月ころに終わったのですが、卵白はなかなか重い腰が上がりませんでした。というのも、卵黄は冷凍できるのですが、卵白は冷凍すると触感が悪くなるので冷凍できず、都度20分以上茹でなければいけないということが、私にとってめんどくさく感じてしまっていたからです。
私も主人も共に食物アレルギーは無いので、我が子にアレルギーがあることを考えもしていなかったのですが、アレルギーが出やすい食材だったのも、後回しにしてしまっていた理由の1つです。
それでもやらなきゃいけないと思い、やっと動き始めたのが生後10か月のとき。翌月初めて飛行機に乗って旅行に行くことが決まり、「やってから旅行に行こう!」と何とか重い腰を上げることにしました。
蕁麻疹?!アレルギー発覚
1回目の卵白(みみかき1杯)は無事クリア!「なんだ、大丈夫じゃん」と思い、2回目は何の気なしにみみかき2杯をあげました。すると、いつもはご機嫌に離乳食を食べる娘がぐずり始めました。目をしきりにこすっていたので、眠いのかと思い、離乳食を中断し授乳で寝かせることに。いつもならすぐ寝てしまうor機嫌が良くなるのですが、ずっとぐずっています。
抱っこしながらあやし続け、ふと床におろしたところ、目が真っ赤&首に湿疹ができていました。
「え、これってアレルギー…?」
しばらくすると湿疹も、目のかゆみも落ち着いてきたので、近くの小児科を受診し、アレルギーの血液検査をしてもらうことになりました。
血液検査の結果
結果は、
・卵黄 クラス2
・卵白 クラス3
・オボムコイド クラス3(卵白の中にあるアレルゲン物質のひとつ)
でした。
クラスは1~6まであり、数字が大きくなるほど重度になるので、我が子は中度の卵アレルギーということでした。
少しづつ食べていくようにとの指導を受けましたが、どれくらい食べていいのか分からず、毎回恐る恐る卵入りの物をあげていました。小麦と一緒になった食べ物(クッキーなど)はアレルギーが出づらいと聞いたので、クッキーやパンなど十分に加熱されたものは普通に食べられるようになってきました。しかし、旅行の時や病院が休みの日はアレルギー反応が出てしまうと大変なので、卵が入っていないものを探して与える日々でした。
負荷試験の開始
1歳になるころに、病院での負荷試験が始まりました。
病院で固ゆで卵の卵白を5g・10g…と1時間おきに与え、アレルギー反応が出ないかを確認するというものでした。
3時間以上病院にずっと滞在し、特に個室とかではなく待合室であげる形だったので、周りも気になるし、飽きてきてしまうし、更にお腹が減ってないのに卵を食べさせられるし…と子ども的には散々だっただろうな…と思います。
そして、本能的に分かっているのか、なかなか卵を食べてくれません。食べてくれないとどんどん時間が伸びてしまい、いつものお昼寝の時間までかかってしまいました。いつもなら授乳して寝るのに、寝させてもらえないし、病院内でギャン泣きでした。
病院側も私もお手上げ状態まで泣いていたので、その日の負荷試験は途中で断念することになってしまいました。
そんなこんなで、なかなか大変でしたが2歳前には白身1個分を食べられるようになり、その後マヨネーズやプリン、茶碗蒸しなどの加熱時間が少ないものをクリアすることができました!
マヨネーズがOKになった時点で、保育園も周りの皆と同じ通常食を食べられるようになりました。これが、娘は1番嬉しかったようです。幼いながらに、周りの皆と違うものを食べていることが嫌だったようで、保育園の先生から「喜んでましたよ」と聞いたときは、ほっとしました。
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卵アレルギー?! 娘のアレルギー克服記録 まとめ
今では4歳になる娘は、茹で卵や目玉焼きの白身だけはなぜか食べたがらないですが、卵焼きや卵スープなどは普通に食べられます。
念のため半熟卵や生卵には気を付けていますが、スーパーで原材料を確認して買っていた頃が懐かしく思えます。
子どもの卵アレルギーは、比較的克服しやすいらしいので、お子さんにアレルギー反応が出ても慌てないで!病院の指導の下、根気よく頑張ってください!