ランドセルといえば男子は黒、女子は赤、というのが一般的だったのはひと昔前の話。いまやカラフルなランドセルは当たり前!それよりも、各社、各ブランドでは独自の機能やデザインで人気を集めています。
気になってた商品が売り切れになってしまった、となると悔やんでも悔やみきれません。大体の販売元では、追加生産はなく、その年のモデルが売り切れたら次年度まで在庫が追加されるケースは少ないようです。
ランドセル購入は情報収集がカギ!お子さんも親御さんも揃って納得の一品に出会えるためにも、各社の特色、人気モデルはなぜ評価が高いのか、じっくり検討して早め早めの購入を検討したいですね!
ランドセル選びはこだわりポイントを決めることから
運命の一つを決めるためにまずは「ここは譲れない」「ここはこだわりたい」
というポイントをはっきりさせる事が重要です。主な特色というと
- 素材
- 色・デザイン
- ブランド
- 値段
- 機能性
などが挙げられます。これらすべてを兼ね備えてる!というランドセルに出会えればそれに越したことはありませんが、大抵は「この素材がいいんだけど、ここのブランドにはないんだよなぁ」とか「ここのデザインはいいんだけど、機能性はここのブランドの方が惹かれるんだよねぇ」など、なかなか一つに絞ればないのが現状だと思います。
また、お子さんがこれがいい!と主張する物と親御さんがこれ!と思う物が一致しないこともあるでしょう。そこで、これはこだわりたい、譲れないというポイントをまず決めることです。その上で「本当はデザインでいえばこっちなんだけど、それをガマンしてでもこの機能性は捨てがたい」など、一つ一つの特色を天秤にかけながら決めていく方が候補を絞っていきやすいかもしれません。
素材も色々!
昔からランドセルといえば牛革がメインで、それは現在でも変わらないのですが、選択の幅が広がってきています。牛革の他にコードバン、ヌメ革、人工皮革(クラリーノ)などなど。もちろん素材によっても値段が全く違ってきます。高ければ高機能で耐久性もあるから安心!とはいかないのがランドセル選びの悩ましいところ。
例えば牛革は耐久性に優れています。6年間使うものだから大事なポイントですね!耐水性も施してあるので、ちょっとの雨にも安心ですが、ネックは重量です。ランドセル全体が総牛革であるということは、それなりの重さがお子さんの体にかかってきます。新入生の時はただでさえランドセルを大きく感じますし、中に教科書をたくさん入れますから、そのことを思うと気にする親御さんも多いんではないでしょうか。
コードバンは、馬のお尻部分からランドセルのかぶせ2枚分しか取れない貴重素材です。お値段もそれに見合うだけのものがあります。他の素材にはない強い光沢があり、小さい傷であれば自己修復してしまうほどの復元力を持ちますが、やはり相応の重さがあります。
人工皮革は唯一天然の素材ではありませんが、軽く、色々な加工を施せるところがポイントです。特にシルバーなどの個性的なカラーリングは人工皮革ならではの特色といってもいいですね。値段も安価なものが多いようです。
工房の手作り感と、ブランドのイメージ、そしてメーカー独自の機能性!
ここ数年で人気を集めているのが土屋鞄や萬勇鞄などの、職人による手作り感を大切にしている鞄工房の物。あまりの人気ぶりに夏を過ぎたころには売り切れとなるようです。6年間の使用を考え、職人技が随所に施された耐久性や仕上がりの整合性に惹かれ、購入される方が多いようです。また、こうした工房はオーダーメイドが可能なところも多く、お子さんの好みに合わせられたり、オリジナルのデザインにできるところが魅力的なようです。
洋服のブランドとしても有名なミキハウスやメゾピアノ、スポーツブランドのナイキなどは、そのブランドが持つ商品イメージへの信頼やデザイン性の高さなどから人気があります。もともとの商品開発で培ったデザイン性や機能性をランドセルにも存分に発揮していることが、親御さんやお子さんの心をつかんでいるのでしょう。
セイバンは、独自に開発した肩ベルトに組み込んだ「天使のはね」という素材で成長期の子ども達の体への負担を抑える機能を特色としており、フィットちゃんランドセルはその名の通り、体への密着度合いを工夫した構造でランドセルをデザインしています。
ランドセルはどれがいい?オンリーワンを見つけるためのポイント3つ まとめ
- まずはこだわりポイントを決める
- ランドセルの素材は数種類あるので特色と値段で選ぶ
- 製造元によってセールスポイントが違うので、それぞれの良さをチェックして決める
6年間を供にするランドセル。お子さんも親御さんも納得のいくものを選びたいですよね。お気に入りのランドセルなら、お子さんの小学校生活は充実したものになること間違いなしですよ!