約280日の間お腹で大切に守ってきた赤ちゃん。生まれて来たらかわいくてたまらないですよね。しかし、そんな可愛い赤ちゃんも驚いたことに便秘になることがあるんです。言葉が出ない赤ちゃんはうんちが出なくて苦しい時には泣くしかありません。お腹が痛くて泣いているのを見るのはお母さんにとってもつらいですよね。今回は赤ちゃんの便秘の解消法をまとめていきたいと思います。
どうして便秘になるの?
赤ちゃんが便秘になる原因とされているのは、
1. 母乳・ミルクが足りない
赤ちゃんは最初のうち、お母さんの母乳やミルクを飲んで栄養を取っています。また、その時に同時に水分も取るようになります。大人でも水分を取らないでいると便秘になるのと同じですね。
また、ミルクは腹持ちが良いため消化に時間がかかることがあるそうです。その場合にも便秘になることがあるようです。
2. 運動不足
赤ちゃんは一日を通してよく眠っていると思います。ですので、あまり動くことがありません。すると運動不足になってしまい、結果として便秘になってしまうことがあるようです。
3. 生活習慣
ミルクや母乳から離乳食になったときに便秘になる子は多いようです。また、排便時に便が固くお尻が切れてしまったりすると、「排便=痛い・怖い」と思ってしまうことがあるらしく、排便をすることを我慢してしまうことがあるようです。
4. 体質
体質として腸が長くて便秘になる場合もあるようです。腸が長いと消化・吸収・排泄になるまでに時間がかかるため、便秘になりやすいようです。
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便秘を解消するには?
1. マッサージをする
(1) 「の」の字マッサージ
赤ちゃんのお腹に「の」の字を書くようにマッサージします。場所はおへその周りで時計回りにマッサージをしてくださいね。その時に力が強すぎると赤ちゃんのお腹が痛くなってしまいますので、優しくなでるようにマッサージをしてあげてください。
(2) 足を動かしマッサージ
赤ちゃんは1日中寝ていることが多いため、運動不足になりがちです。そんな時にお母さんが足を動かしてあげることで、運動不足が少し解消されます。
足のモモと膝のところでお腹を軽く押すように動かしてあげてください。するとお腹も刺激されますよ。ここで気を付けるのは股関節脱臼です。無理に動かすと赤ちゃんの足が外れてしまうことがあります。ですので優しく赤ちゃんのむるの内容に行ってください。
(3) お尻のマッサージ
赤ちゃんの肛門のすぐ上を指で押したり刺激を与えてあげたり、ベビーオイルを含ませた綿棒を先端の部分が隠れる程度肛門に挿して刺激をしてあげる(綿棒浣腸)と良いです。
このときの注意点としては、爪が長いと赤ちゃんの肌を傷つけてしまうということ、綿棒を入れすぎると赤ちゃんの腸を傷つけてしまうので入れすぎないことです。
2. 水分をしっかり摂る
生まれたばかりの赤ちゃんは母乳やミルクで水分補給ができます。ですので、便秘が続いているときにはいつもより意識して母乳やミルクをあげてください。ただし、嫌がっているのに無理やり飲ませると「母乳・ミルク=いやなもの」になってしまうこともあるので無理せず回数を増やしてあげるといいかもしれませんね。
また、生後1か月を過ぎると、ベビー麦茶なども飲めるようになってきます。最初は慣れない味に嫌がるかもしれませんが、少しずつ慣れていけると良いと思います。
3. 食べ物を工夫する
離乳食が始まってからにはなりますが、サツマイモなど食物繊維の多いものを積極的にとると便秘には効果的です。しかし、食物繊維に気を取られすぎて栄養バランスが崩れては本末転倒です。ですので、上記のベビーマッサージなども併用することが大切です。
便秘を解消!赤ちゃんの便秘の原因と解消法!まとめ
便秘の原因
1. 母乳・ミルクが足りない
2. 運動不足
3. 生活習慣
4. 体質
便秘の解消法
1. マッサージをする
(1)「の」の字マッサージ
(2)足を動かしてマッサージ
(3)お尻のマッサージ
2. 水分補給
3. 食べ物を工夫する
大人になっても便秘になるとつらいものですから、言葉のしゃべれない赤ちゃんにとっては泣くしかありません。原因も解消法も様々ありますが、どうしてもわからない・解消されないという場合にはお医者さんに連れて行ってあげるのがよろしいかと思います。
また、ベビーマッサージのやり方がわからない時にはインターネットで調べると動画もありますし、ベビーマッサージの教室も開かれているところもありますので、いかれてみるといいかもしれませんね。
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