「育児が面倒だなんて母性が足りない。わたし母親失格かも、、、。」
楽しいはずの育児が面倒だと感じているあなた。
あなたは、その気持ちにどう向き合い、どう対処していますか?
心配しないでください。
そんな気持ちを抱えているのは、あなた一人ではありません。
「育児の面倒くさい」は誰しも持っている気持ちであり
そしてそれらは、実は子どもの成長とともにある「育児の証し」だということを
これからお話させていただきます。
この記事を読めば「育児がめんどくさい」と言う気持ちを受け入れて
前向きな生活を送れる手助けになると思います。
その1 面倒くさいは育児の証し
「面倒くさい」は言い換えると「面倒を見るのが邪魔くさい」です。
つまり、育児中に「面倒くさい」と感じる瞬間は「面倒を見ている証し」なのです。
毎朝のオネショ、シーツの洗濯、オムツ替えに洋服の着替え、ちゃんとしたご飯作り、食べ残しの処理、色鉛筆の整理、オモチャの片付け、嫌がるお風呂、寝かしつけの絵本、真夜中の洗濯などなど、、、。
途切れない家事と終わりの見えない育児に思わず
「ああ!面倒くさい!」
と漏らしてしまう時ほど、あなたは子どもの面倒をよく見ているということです。
すくすくと元気に成長していく子どもの姿は、育児の苦労が報われる瞬間でもあります。
日々感じる「面倒くさい」の先が、そんな喜びに繋がっていることをいつも覚えておきましょう。
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その2 「面倒くさい」の比較をしない
「面倒くさい」は元々の性格や育児環境で、その感じ方は大きく異なってきます。
誰かと比較するのはよくありません。
母性に大きいも小さいもありません。
その子にとって、その母親が母性のすべてです。
母親に合格も失格もありません。
その子にとって、その母親が母としてのすべての答えです。
育児の面倒くさいを他人と比較して、母親像を決めつけたりしないでください。
自分の物差しで自分なりのベストを尽くすことが、最善の育児だと思います。
その3 面倒くさい時の育児
上でも述べたように「育児環境」は様々であり
「面倒」と感じた場合にできる対策もその環境によって異なってきます。
育児の協力者がいる場合はいいのですが、いない場合は
育児の工夫や自分の気持ちの整理などは、自分で解決しなければいけない状況です。
そんなときは思い切って「家事を後回しにして“子どもと遊ぶ時間”もしくは“自分の時間”」を作ってみましょう。
後回しにした家事は結局自分でやる羽目になるのですが、「家事に追われて子どもと遊べない」「家事に追われて自分の時間がない」が一時的に解消されることで、育児のストレスが少し軽減されると思います。
面倒くさい時の育児は、「思い切ってなにか一つ辞めて、心の隙間を作る」のがいいでしょう。
育児を“放棄”するのではなく、育児を“選択”するということですね。
その4 「面倒くさい」が「寂しい」へ
「面倒くさい」育児の日々は、子どもの成長と共にやがて終わりの日をむかえます。
「面倒を見るのが邪魔くさい」は
「面倒を見ることができなくなって寂しい」に
変わっていきます。
その時、お母さんは育児を振り返って
「あの時、ああしてあげればよかったな」
「もうすこし優しくしてあげられたのに」
と、後悔することもあると思います。
限りあることを感じた瞬間から、育児の日々を愛おしいものと感じ、何気ない日常が走馬灯のように駆け巡ります。
「あと15年も経てば、上靴を洗うことなんて無くなるだろう。」
「靴の汚れ具合に、子どもたちの園や学校での様子を思い浮かべたりしている今日を懐かしく思い返すのかもしれない。」
「ミートソースで真っ赤に染まった給食のエプロンを汗だくになりながら洗って、汚れが落ちきったときに『ほら、見て!』とドヤ顔で娘に披露したこと。」
「日に日に書ける漢字が増えて、ひらがなが減っていく連絡帳にこどもの成長を感じたこと。」
子どもの成長とともに、いつのまにか育まれていた母親の気持ち。
「面倒くさい」は「育児の証し」
そう感じられる日も遠くはありません。
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