ベビーフードのメリット・デメリットは?大事なのはママの心の余裕

離乳食作りって大変ですよね。後期になってくると1日3食におやつ、栄養バランスを考えて、使える食材や固さ、大きさまで考えて、レパートリーもいくつか用意して・・・・。
せっかく作っても全然食べてくれない時もあるし、他の家族の食事の用意をしなきゃいけないときもある。あー今日の離乳食どうしよう。という気持ちがいつも頭にあって心に余裕ができなくなってしまうと子育ても楽しくありません・・・。

私も長女の時は、初めての子ということもあり、ほとんどを手作りしていました。小分けに冷凍しているからそんなに苦じゃないよ?というママもいるけれど、そうはいってもやっぱり面倒くさいと感じていました。
後、同じメニューばかりになって、時には、お昼にも食べたけど、夜もこれでいいや!みたいな・・。それでも手作りにこだわっていましたね。

2歳差で次女が産まれ、2人目あるあるですが、今度はすっかりベビーフードのお世話になることに(笑)
ベビーフードを各種買いだめして、レストランのメニューのように今日のご飯何にする~?なんて言いながら。時にはベビーフードのメニューから大人の食事も決めてみたり♪

全く違う離乳食期を過ごした娘たちですが、大きくなった2人の食生活はというと、ほとんど変わりません。好き嫌いの好みはもちろんあるけれど、2人ともやせ型であまり量は食べないかな・・。お腹すいたー!!とは言うけれど。
手作り離乳食でも、ベビーフードでも今後の食生活には全く関係ありませんでしたね!

3歳から幼稚園に通い、お給食のある幼稚園を選んだので、色んな食事に触れることができたと思います。お弁当だとどうしても好きな物ばかりになってしまいますからね・・・。次女の方が全部食べたらもらえる金シールが若干多かったかな・・、と思いますが、2人とも年長になってからは毎日残さず食べていましたね!

ベビーフードを使う罪悪感は捨てて◎

親戚集まりの時、離乳食にこんなに便利なベビーフードがなかった世代のおばさま方に、
「今は便利なものがあるわね~」なんて言われながら、たまに嫌味を言われることも・・・。愛情がこもってないとか、今からこんな食生活してどうするの?とか。
自分の時は、母親はみんな丁寧に全部作っていたとか・・・。

長女の時は私も全部手作りしていたんですよ~と、一応アピールしてから、
堂々とベビーフードのご飯タイムを始めます。
ベビーフードを使うことのメリットの方が大きいからです!

ベビーフードのメリットは??

まずよく言われる手作りじゃないと愛情がこもっていないというのは、間違いだと思います。
ご飯を食べさせてあげるときに、話しかける。
おいしいね~ってママがニコニコして、食事の時間を穏やかに子供と過ごす。
ここに愛情があると思います。

※食事の時間を楽しくするために遊びながら(遊びを中断させないで)食べさせるのはちょっと違いますね。また、明らかにマズイ!と思うものを「おいしいね~」ってニコニコ食べさせるはちょっと違いますが・・・。

愛情問題はベビーフードでも全く問題ないと思います。
ならば・・・ベビーフードの方が楽で良いのでは?と思うことが最大のメリットですね!

・ベビーフードを使うことでママの肩の荷がおりる

一言で言ってしまえばコレです!!

細かくあげると
・時間短縮。その分子供と一緒に遊んだり、お散歩の時間がゆっくりとれたり・・。
・衛生面で気にしなくて良い。手作りしていたときは、まな板や包丁を熱湯消毒してから作っていました。
・離乳食の時期によって食べさせる固さや大きさが、その時期用に作られている。
・味付けも薄味で計算されている
・メニューが豊富

ママが楽したいだけじゃん!と、冷たい言葉をいう理解ない方もいるかもしれませんが、楽できることが、精神的余裕につながり、子供と笑顔で過ごせるのです。

うちの娘たちの例をとっても、手作りの離乳食期を過ごした子と、ベビーフードにお世話になりっぱなしで過ごした子で、その後の食生活は変わりません。だったらママが心の余裕が持てた方が、子供の情緒にも良いと思いますよね♪

離乳食期は、成長過程で大事な時期ではありますが、とはいっても1年前後です。
生後5~6か月から1歳半くらいまでの1年を離乳食期とするならば、その1年の心の成長は後になって取り戻せない大事な時間です。

手作りの食事で愛情をはかるより、より多くの時間一緒に穏やかに過ごすことが何よりもの愛情を与えられると思います。

ベビーフードのデメリットは?

 

デメリットはコストと栄養面

良いとこ尽くしのベビーフードですが、あえてデメリットをあげるならばやはりコスト面でしょうか。
ベビーフードと同じものを作ろうとすると、色々な材料を揃え、1個のベビーフード以上にコストはかかるので、一概に高い!とは言えませんが、
家族の食事の中の材料から、ちょっとずつ取り分け、味付けや切り方を変えればコストはゼロに等しいですね。
ベビーフードを使わず、手作りで離乳食を作る場合、大人食からの材料の取り分けができるのでコスパは良くなります。

もう1点は、栄養面をきちんと管理したい方はすぐに気付くと思いますが、ベビーフードはタンパク質が足りないものが多いです。

離乳食期の時期によって食べられる物が限られてしまうのですが、お肉やお魚などタンパク質となるものは、小分け冷凍してベビーフードに足しても良いかもしれませんね!

ベビーフードを上手に使おう!

コスパやタンパク質が足りないデメリットを考えて、上手に使うと良いですね!離乳食が1日1回~3回と成長過程の時期にもよりますが、炭水化物となるお米は炊いてしまえば小分け冷凍は簡単ですから、おかず系だけベビーフードを使うようにするなど、手作り離乳食と混合でママの時間のある時、ない時で使い分けると良いと思います。

また、ベビーフードは手づかみで食べるものがあまりありません。お菓子系になってしまうので、食パンや、サツマイモをサイコロのように一口サイズにしたものなど、手づかみで食べるものを用意してあげると良いです。

手づかみは、固形でないものまでべちょべちょ触ったり、遊び出したり、「あーもうやめて。」と思いがちですが、1歳前後の赤ちゃんの大事な意志表現の1つですのでできるだけ寛容に受け止めてあげましょう。

私は、手づかみで物を食べる時の赤ちゃんの、手と口との距離感が良くつかめてない時のしぐさが可愛くて仕方ありません。
まだお口に届いてないよ~と。

長い子育て期間で離乳食をあげるのはほんの一時です。ベビーフードでも手作りでもどちらでも良いのです。赤ちゃんが、お腹がすいたらママがニコニコとご飯をくれる。ママの穏やかな心で親子の信頼関係を築いていけることがとても大事だと思います♪

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