幼児期の習い事というと、水泳にバレエにピアノ…と色々あって、どれが我が子に合っているのかなかなか決められない親御さんも多いのではないでしょうか。
もちろん、お子さんの興味関心に合わせて決めるのが一番だとは思いますが、定番の習い事の中でもピアノは幼児期にぜひ取り組むべき習い事と推奨されてるのだとか!!
数ある習い事の中で、なぜピアノ??その理由を見ていきましょう!!
4歳から入学期あたりまでに音楽を始めると…
実はこの頃は聴覚が急激に発達するのだそう。絶対音感を身に付けるためには、6歳までに音楽教育をすることが必須条件のようです。
そのためいろいろな音楽を聴いたり、楽器に触れたり弾いたりすることで、脳に良い影響をもたらすのだそう。ちょうど幼児教育の範囲ですね。たしかに、習い事でもしない限り家庭内で楽器に触れる機会ってあまりないですよね。この時期を逃さず、音楽に触れる機会が必要のようです。
また、早期教育というイメージで音楽教育を捉えると、少しでも早く始めたほうが良いイメージもありますが、あまりにも低年齢では、楽器を演奏するための指の力や楽譜を読み取る知能が発達していません。それらが身に付き始める頃はというと、やはり、4歳頃からがベストということになります。
「HQ」発達に効果的な習い事はダントツでピアノ!!
これはなぜかというと、ピアノを弾くということは、楽譜を読み、両手をバラバラに動かし、前の音を聴きつつ先の音も予測するということ瞬時に行うことでもあります。そしてそれは人間性知能である「HQ」を高めるのです。これは問題解決能力や運動能力や言語能力を高めることでもあります。HQを高めると人間らしい生活を送るための能力が高まるのです。
そして、体の様々な部分を同時に使って行うピアノ演奏がこのHQを最も高めると言われています。
※「HQ」についてはこちらの記事で触れています
習うスタイルにも効果を高める理由あり
ピアノのお稽古は先生と1対1で行われます。グループレッスンのところもありますが、お稽古時間の後半には、必ず先生の前で弾いて、個別にアドバイスをもらいます。指の使い方、楽譜の読み取り方など、丁寧に指導されます。思い込みや自己流のやり方が身に付いてしまう事も防げ、特に幼少期は先生との信頼関係も気づきやすく、より練習にも積極的に取り組むことが出来ます。
運動神経にも効果が期待できる!!
楽器を演奏するには、視覚や聴覚と手の動きを連動させなければなりません。そうすると動作を司る部位と知覚を司る部位とが連動して発達するのですが、これが運動神経の発達に大きく関わってくるのです。中でも
ピアノは、右手と左手は違う動きをし、目は楽譜を追っています。必然的に他のどの楽器よりも効果が高いと言えますね!
運動神経の発達には、なにか運動をしないと!と思われがちですが、ピアノを習うことで相乗的に運動神経も発達するのであれば一石二鳥ですね!!
幼児教育はピアノが効果的!習わせたい4つの理由 まとめ
1.4歳から6歳ころは聴覚が急激に発達する時期。だからこの時期に音楽教育が効果的
2.ピアノは体の様々な部位を使うので、人間性知能HQが発達する
3.先生と1対1で向き合い習うスタイルは、個別のアドバイスを受けやすく、先生に対する信頼感も育みやすい。
4.視覚と聴覚を連動させるピアノは、脳の中の動作と知覚を司る部分を刺激し、運動神経の発達にも一役買う。
幼少期の習い事として大事なポイントは、お子様自身が興味・関心を持って取り組むことです。確かにピアノを習うことはいくつものプラスポイントがあって魅力的ですが、お子さんが自らやりたい!と思うかどうかがポイントです。
楽しんで取り組めばドーパミンという物質が脳内に出て、脳の発達の効果が高まります。逆に、イヤイヤ取り組んでもドーパミンは出ず、どんなにピアノのおけいこが様々な効果をもたらすといっても効果が出ないということにもなりかねないのです。
ピアノの教室は、大半のところで体験教室を開催しています。まずはお子様と一緒に体験してみることから始めてみてはいかがでしょうか。
自ら興味を持って取り組めば、ピアノのおけいこによって得られるプラス効果はたくさんあります。楽しんで取り組むうちに、心身ともに健やかになって、どんなことにもチャレンジできるお子さんへと成長することでしょう。