産まれたばかりの赤ちゃんって何故かすごくかわいくて仕方がないですよね。「この子のためなら何でもできそうな気がする!」と思う方もいるかもしれませんし、子育ての目標を立てる方もいるかもしれません。しかし、実際には3時間おきには昼夜問わず授乳に追われ、夜泣きが始まり、寝返りを打ち始めると目を離せなくなります。予定していたことが思い通りにいかず、イライラしてしまうお母さんもいるかもしれません。
今回はのびのび育児について書いていこうと思います。
のびのび育てるってどういうこと?
これは私の考えになってきますが、「のびのび育てること」とは「子どもの興味を尊重すること」だと思っています。しかし、ただでさえ突拍子もない行動をする子ども達...「興味・好奇心のままに行動するだなんて恐ろしすぎる!」と感じるかもしれません。するとついつい「怪我をするかもしれないからダメ」「人に迷惑をかけるかもしれないからダメ」となんでもダメダメと言ってしまいがちです。
何でも禁止したらそれは「のびのび育てること」にはなりません。それは「親の都合のいいように育てる」ことにもなりかねないのです。こどもは怪我なんて気にしません。人に迷惑をかける前に「親子で一緒に遊ぶ時の約束をする(確認をする)」ことを習慣にしていくことも大切です。
のびのび育てるときのポイントは?
のびのび育てる=好き放題させることではない
これはしっかり覚えておいてほしいところです。たまにいる「うちの子はのびのび育ててるから叱ったりはしない」というお母さん。これは放任であって育てていることにはなりません。
例えばレストランで子どもが走り回っているのを「のびのびそだててるから」と放置していれば料理を運んでいるお店の方の邪魔になりますし、ぶつかれば上から熱い料理が降ってくる可能性もあります。また、他のお客さんの迷惑にもなります。
のびのび育てると言っても物事の良し悪しはしっかり伝えなくてはいけません。
子どものやる気・好奇心を大切にする
小さい子どもは好奇心の塊です。そして興味を持ったらすぐに実行に移しますし、「楽しい」と感じればそれを繰り返すこともあります。これが大人から見るといたずらになります。だからこそ「ダメ!」と言いたくなると思いますがそこはぐっと我慢。子どもの成長と思って端から禁止するのではなく、ここまでならやってもいいというボーダーラインを決めておきましょう。そうすれば行き過ぎたいたずらは少なくなります。
また、少し大きくなってくるといやいや期だったり自我の芽生えで「自分で!」となんでもやりたがります。そんなときは大人がやったほうが早いからとすぐに手を出すのではなく、見守ることも大切ですよ。
子どものことを認める・褒める
子どもは自分の見つけたものやできたことをお母さんと共有したくて沢山報告してくれます。同じことを何度も報告してくるので「それは前も言ってたじゃない」と思うかもしれません。しかし、子どもは「前はこれを見て褒めてくれた(喜んでくれた)」と思い繰り返していることが多いのです。だから頭の中で思っても、しっかり認めて褒めてあげてください。
子どもは認められたり褒められると次へのやる気を持つきっかけになることが多いのです。
まとめ 子どもをのびのび育てる~どうすればいいの?~
のびのび育てるってどういうこと?
1.「のびのび育てること」とは「子どもの興味を尊重すること」
2.何でも禁止することは「のびのび育てること」にはならない
3.親子で一緒に遊ぶ時の約束をする(確認する)ことを習慣にしていく
のびのび育てるときのポイントは?
- のびのび育てる=好き放題させることではない
- 子どものやる気・好奇心を大切にする
- 子どものことを認める・褒める
「のびのび育てよう!」と決めても最初のうちはなかなか思った通りに行かずイライラして禁止しようとすることもあるかもしれません。しかし、子どもは親の分身ではありません。思い通りにいかないのは当然ですし、イライラしているのも仕方ないと思います。しかし、それでネガティブになってしまってはもったいないです。「この子はこれだけ興味を持てるようになったんだ」とポジティブに考えれるようになるといいと思います。ですから、少しずつのびのび育児を意識していくと良いと思います。