毎年めぐってくる子どもの誕生日、そしてクリスマス。その度に親はプレゼントを考えるものですが、子どもが成長するにつれてだんだんネタ切れになってきますよね。
戦隊モノやプ〇キュアシリーズなどのブームもいつの間にか去り、次に子ども達が興味を持ち始めるのが3DSなどのゲーム機。
でも入学前の子どもに本格的なゲーム機はまだ与えたくない!というママは少なくないはずです。
来年小学校入学を控えた息子を持つ筆者もそんな悩みを抱えていたのですが、そんな時に存在を知ったのが「子ども向けタブレット」です。
ゲームはまだちょっと早いけど、今の時代はデジタル機器を子どもの頃から使うのが当たり前になりつつあるわけで、その入口としておもちゃで触れておくのは悪いことではなさそう。
様々なタイプがありますが、中でも気になったのがいつの時代も子ども達に大人気のドラえもんと一緒に遊んで学べる「ドラえもんひらめきパッド」です。
そこで近づいてきたクリスマスに向けて「ドラえもんひらめきパッド」がどんなおもちゃなのか、そして実際に買って使った方の口コミについても調査してみました。
ドラえもんひらめきパッドとは
バンダイより2017年9月から発売されているタブレット型学習パッドです。
ドラえもんとその仲間たちと一緒に楽しみながら色々なことが学べる知育おもちゃで、その内容は多岐にわたります。
中でも最もフューチャーされているのが「プログラミング学習」。
小学校でも必修化が予定されているプログラミング教育ですが、そこで必要とされる論理的な思考をゲーム感覚で身に付けよう、というものです。
プログラミングというと一見難しそうですが、こちらはコマンドのアイコンを組み合わせることでドラえもんを目的の場所まで動かす、という内容ですので、構えずに楽しむことができそうです。
また、公式サイトから「WONDER!SCHOOL」というサイトのリンクに飛ぶと、ドラえもんひらめきパッドに出てくるプログラミング学習の10問を無料で体験できるようになっていますので、事前にどんなものなのか試してみるのもいいですね。
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それ以外にも算数、国語、生活、英語、音楽・図工、世界・歴史、ゲームの各テーマに対していくつもの学習アプリが豊富にラインナップされており、全体の設問数はなんと1,000問という充実っぷり。
対象年齢は3歳~となっていますが、算数は九九まで入っていますし、国語も一年生で習う漢字は全て網羅されているとのことなので、入学前の準備はこれ1台でカバーできるといってよさそうです。
それでは次に実際に使っている方の口コミを見ていきましょう。
ドラえもんひらめきパッドのここがいい!【口コミ】
「ドラえもんが名前を呼んでくれたり褒めてくれたりして楽しく学べる」
登録するとドラえもんが自分の名前を呼んでくれるというところが、子ども達のツボにはまるようです。
また、とにかく褒めてくれるし正解するとひみつ道具を集められるようになっている、というのも続ける動機づけにはもってこいですね。
就学前に勉強=楽しいという気持ちを持ってくれるのは親としてもありがたいところです。
「ひらがなや計算を遊びながら覚えてくれた」
それまではひらがなの練習をしたがらなかった子どもが、ドラえもんひらめきパッドで遊ぶようになってあっという間に覚えてしまった、という口コミが多いです。
また、紙のドリルだと終わったらそれっきりですが、こちらはリセットボタンを押せば何度でも取り組めるのでその点もいいですね。
「プログラミング学習のアプリがよくできている」
アプリの中でもプログラミング学習のアプリはかなり良くできている、という評価が多いです。
簡単なステージ1から始まるけれど、ステージ3ともなると大人でも考えさせられたりする、との声も。
プログラミング教育と言われても正直何をするのかわからない私のような親にとって、遊びながらプログラミングの考え方に親しむことができるというのは入口としてありがたいなと思います。
ドラえもんひらめきパッドの気になるのはこんなところ【口コミ】
「電池の減りが早い」
電池の減りが想像以上に早かったという口コミがちらほら見られました。
もちろん使い方にもよるとは思いますが、中には半日持たなかったという声も。
おもちゃの電池の入れ替えは地味に面倒な作業ですので、そこが気になる場合は別売りの電源アダプターを購入するといいようです。
家ではアダプター、外に持っていくときは電池、というように使い分けている方も多いようですよ。
「一部物足りないアプリもある」
プログラミングや算数のアプリはおおむね高評価だったのに比べ、音楽や国語のアプリは賛否両論あるようです。
音楽については楽しめているお子さんもたくさんいるようですが、流れてくる音楽に合わせて好きな楽器で拍子をとるだけ、または歌詞がない伴奏が流れるだけのカラオケ、など確かに就学前の子どもが取り組むにはやや幼稚な印象は否めませんね。
また、国語はなぞり書きでしっかり学べるひらがな・カタカナに対して、漢字になるとなぞり書きなしでただ見るだけだそう。
せっかく小学校一年生の漢字を網羅しているというのなら、興味をもった子どもが実際に書いてみることができる仕掛けもあった方が良かったかもしれません。
ただ、いずれにせよそれらはメインの学習内容ではないという扱いなのだと思われますので、おまけ程度のものと割り切って考えた方がいいような気がします。
「ゲームばかりやってしまう」
ありがちな悩みではありますが、お勉強系アプリはそっちのけでゲームばかりやってしまうというお子さんもいるようです。
面白い!と思うポイントは子どもによって違いますから、必ずしもひらがな練習や足し算に勝手に興味を持ってくれるとは限りませんよね。
それでも紙のドリルには見向きもしないようなタイプの子でも、ドラえもんひらめきパッドでの学習ならハードルはかなり低いはず。
何とか親がうまく誘って、色々なアプリを楽しみながら学習に繋げていきたいものです。
ドラえもんひらめきパッドってどう?口コミ調査でその実力をチェック まとめ
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以上をまとめると、「ドラえもんひらめきパッド」は
ドラえもんとその仲間たちと一緒に楽しみながら、入学前の子どもに身につけさせたい様々なことを遊びながら学べる知育おもちゃ。
対象年齢は3歳~となっていて、プログラミング学習をはじめ小学校で学ぶ各教科の先取り学習が行えるようになっている。
ドラえもんと楽しく遊びながら自然とひらがなや計算が身に付き、勉強は楽しいもの、と子どもに思ってもらえるのが最大のメリット。
プログラミング学習のアプリはよくできていると高評価。
電池の減りが早いとの不満が多く聞かれるので、気になる場合は別売りの電源アダプターを購入した方がよい。
また、内容的に物足りない内容のアプリもあるようだが、おまけ程度のものとして割り切るのであればOK。
ゲームばかりに熱中してしまう子もいるようなので、そこは親の声掛けが必要になってくるところ。
というのが特徴の子供向けタブレット型学習パッドだということがわかりました。
ゲーム機を始めとしたデジタル機器に興味が出てくる頃のお子さんにもってこいの子ども向けタブレットで、内容が主に勉強に関すること、というのはやはり親にとって非常にありがたいところですよね。
公式サイトでは実際に使用してみた動画もアップされていましたので、興味を持った方はぜひこちらも見て参考にするといいと思います。
「ドラえもんひらめきパッドで遊んでみた」
楽しみながら学べるドラえもんひらめきパッド、クリスマスプレゼントの有力候補になりそうな予感がしてきますよ!