子どもが、ひらがなやかたかなに興味を持ち始めると、わが子の成長が感じられますよね。
筆者の子どもたちも、絵本を見たりテレビを観たりしているときに、自分の名前のひらがなを見つけると、「ぼくの『せ』って書いてある!」、「りーちゃんの『り』だよ!」と、目を輝かせながら私に教えてくれたことを、今でもよく覚えています。
子どもが文字に興味を示し始めると、親として、ひらがなやカタカナを教えてあげたいと思ったり、どうやって教えたらいいのかなと悩んだりする方もいると思います。
そこで今回は、幼児教育で有名な七田式のひらがなカードについて、ご紹介します。
七田式を聞いたことがある方も、全く知らないという方も、七田式のひらがなカードの特徴や効果的な使い方を知って、わが子にもよさそう!そう思ったら、ぜひ試してみてくださいね。
七田式って?
七田式(しちだしき)とは、教育研究者の七田眞氏によって提唱された「認めて・ほめて・愛して・育てる」がキーワードの「脳と心の教育」を目的とした幼児教育の方式です。
特に、「右脳の力を引き出す」ことに力を入れていて、右脳の長期記憶に優れている乳幼児期に、七田式を実践することで、記憶力やイメージ力を鍛えることができるとされています。
女優の本田望結さん、フィギュアスケートの本田真凛さん姉妹が通っていたことでも有名です。
七田式ひらがなカードって?
七田式を学ぶには、七田式教育のメソッドを取り入れた幼児教室、七田式を自宅で学べる通信教育の他に、七田式の定番・人気教材をオンラインストアで購入する方法があります。
その教材の中の一つが、七田式ひらがなカードです。
七田式ひらがなカードの特徴は、フラッシュカードとしてめくりやすいよう、カードの表と裏は上下が逆になるように作られています。
イラストは、「くま」や「すいか」など、子どもが知っていて親しみやすいものが多く、すべてカラーなので、より楽しめるようになっています。
カードの大きさはA5判と大きめで、子どもも見やすく、分かりやすい作りになっています。
カードの作りは、「あ」を例に出すと、
①表にあひるのイラストとひらがなの「あ」、裏に「あひる」とひらがなで書かれたカード
②表にひらがなで「あ」、裏にカタカナの「ア」と書かれたカード
が、セットになっています。
七田式ひらがなカードのメリットって?
七田式のような有名な教育法の教材でも、手軽な値段で購入できることがメリットの一つです。
七田式の幼児教室の場合は、月に15,000円程度、通信教育の場合は、3か月で20,000円程かかってしまいますが、ひらがなカードの教材なら、オンラインストアで2,310円で単品購入することができます。気になる教材だけ購入できるので、お財布にも優しく、嬉しいですね。
又、Amazonのレビューでも、「飽きずに遊んでいる」、「大きくて使いやすい」など、5点満点中4.3点と高評価を獲得しています。
七田式ひらがなカードのデメリットって?
七田式ひらかなカードのデメリットは、例えば、「る」のカードが「かえる」となっていて、「る」から始まるカードではないところです。このように初めの文字から始まらないカードが、ほかにもいくつかあり、子どもによっては、違和感を感じることがあるかもしれません。
わが子が使ったカードも、同じような感じで、「し」が「はぶらし」になっていたりしましたが、わが子の場合は、特に気にせず、楽しんでいました。
その点では、七田式ひらがなカードには、真っ白な予備カードがあるので、お子さんと一緒に「る」から始まる言葉を見つけて、作ってみるのも、いいかもしれません。
七田式ひらがなカードを使って、親子で楽しく覚えよう!
お子さんが、ひらがなカードを持ってきて、「ひまわりの『ひ』!」と伝えに来てくれたら、嬉しくなりますよね。私だったら、「『ひ』も覚えられたの、すごい!」と褒めちぎったり、両親に自慢したりしてしまうかもしれません。
ひらがなカードは、子どもが興味を示してくれたら、ひらがなを覚える道具としては、よいものだと思います。
子どもは、大人が楽しそうにやっていることをまねしますし、お母さんやお父さんが一緒に何かをしてくれることは、とても喜ぶものです。
お子さんが文字に興味を示し始めたら、子どもと一緒に遊びの一つとして、遊び感覚で始めてみては、いかがでしょうか。