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子どもに電子ピアノを購入する際の必須条件とおススメ機種とは?

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子どもの習い事として今も昔も人気があるピアノ。
ピアノが弾けることや音楽を学ぶことは人生を豊かにしますし、子どもの頃に指をたくさん動かすのは脳のトレーニングにも良いと言われていますよね。
5歳を筆頭に3人の子どもがいる筆者の家にはおもちゃピアノがあるのですが、約2年間それはそれは子ども達が遊び倒した結果、ついにC♭の黒鍵がもげるという事態に…
そこでごく近い将来ピアノを習うことも視野に入れつつ、おもちゃではないピアノの購入を検討することになりました。
巷にはアップライトピアノのような生ピアノから電子ピアノまで、様々なグレードのものが各メーカーから発売されているので、最初に買うピアノは一体どの程度のものがふさわしいのか非常に悩ましいところ。
そして筆者自身もピアノ歴15年ほどなので、子どもメインといえども妥協しすぎるのには抵抗がある…
ですが、マンション住まいという住宅事情やピアノを習うかどうかがまだ不透明という状況を考えると、今買うならやはり電子ピアノの一択だろうということになりました。
そこで今回、実際に店頭やインターネットで調べたり、身内のピアノ講師に相談したりしながら比較検討して「今買うならこれ!」という答えにたどり着きましたので、お子さんのために電子ピアノ購入を検討している方はぜひ参考にしてみてくださいね。

ピアノ講師が考える選ぶポイント

ピアノは他の多くの習いごとは違って、家での練習が必須の習い事です。
毎日5分でも10分でもいいから根気よく家でピアノに触れることで、初めて上達するものです。
そんなわけで家に用意するピアノにどれを選ぶのかはとても大事なこと。
もちろん先生としての理想は生ピアノの一択なのだそうですが、家庭の事情は皆それぞれですからね。
とりあえずは電子ピアノでも構わないと言ってくださる先生も昔に比べたら増えてきたようです。
ではまず先生が「これだけは外せない!」と思っているポイントについて見ていきましょう。

鍵盤の数が88鍵であること

ピアノの鍵盤の数は本来88鍵です。
ところが電子ピアノの中には61鍵、73鍵というものもあります。
小さいうちはそんなに使わないんじゃない?と思われるかもしれませんが、指の練習のために弾く曲などは初歩のころから低音から高音までまんべんなく使います。
これが足りないのでは残念ながらお話にならないでしょう。

タッチがしっかりしていること

安いものだと2万円くらいからキーボードが売られているので、まずはこの辺から…となる方もいるかもしれませんが、おもちゃとして使うのであればOKでもピアノを習うためであれば避けた方が良いでしょう。
音はもちろんですが、それ以外に影響が大きいのが「タッチの違い」です。
廉価なキーボードは鍵盤がペコペコしていてめちゃくちゃ軽いのですが、ピアノの鍵盤は本来木製でとても重いもの。
このペコペコの鍵盤で練習していると、いざ教室で本物のピアノを弾こうとしても十分な強さの音が出なかったり指が回らなかったりととにかく上手く弾くことができないのです。
最近の電子ピアノは生ピアノのタッチに近づけるように研究され、ハンマーアクションが搭載されているものも多いので、できるだけタッチにこだわったタイプを選んだ方が良いそうです。

また、中には鍵盤のタッチ感を変えられるタイプ(キータッチコントロール機能)もあって、可能であればそちらがおススメとのこと。
実際の鍵盤の重さが変わるわけではないのですが、子どもが小さいうちは軽めのタッチ、成長したら重いタッチにと状況に応じて変えるということができるのが利点だそうです。
ベストは生ピアノと同じ木製鍵盤のタイプだそうですが、そこにこだわるとお値段が20万を超えてくるので、そこは予算との相談ということになりそうです。

生ピアノと電子ピアノの違い

音の違い、タッチの違いと言われてもピアノを習ったことがない人だとイマイチピンとこないかもしれないですね。
そこで生ピアノと電子ピアノの違いについて、もう少し詳しく見ていきましょう。

生ピアノは鍵盤を押した力で内部のハンマーが弦を叩き、その音が共鳴して響きを作りだします。
一方で電子ピアノは鍵盤を押すとセンサーが作動してサンプリングされるなどして作られた電子音が鳴るしくみです。
つまり生ピアノは奏者自身が奏でた音であるのに対し、電子ピアノはあくまでも作られた音であり自分の音ではないんですね。
生ピアノは共鳴することで深みのある音色を出すことができますし、微妙なタッチの差で繊細な音の違いを表現することもできますが、電子ピアノはグレードによってはある程度の表現まではできるものの、生ピアノには及ばないというのが実情です。

ピアノの先生の本音は「習い始めの最初こそ、本物のいい音を聞いて耳を育ててほしい」であり、それはごもっともなのですが、一方で続けるかどうかわからないのに数十万円を出して生ピアノを買うのはなかなか勇気が出ませんよね。
そしてマンション住まい等の住宅状況にも大きく左右されますから、生ピアノが最善の選択とは一概には言えないところがあります。

よって、とりあえずは趣味としてピアノを習わせたい、ということであれば、「音色やタッチにそれなりのこだわりがある電子ピアノ」がまずは現実的であり、その後小学校中学年以降あたりにもう少し本格的にピアノを極めたい、将来音大に進むことも検討したい、といった希望が出てきた場合に生ピアノの購入を検討するのがよいのではないかという結論にいたりました。
なお価格についてですが、習い事用としての電子ピアノのメインの価格帯は20万円台、といった記載が多く見られます。
ですが後々、生ピアノに買い替え予定がある前提なので、今回はとりあえず10万円前後までで探してみることに。

ではいよいよ候補のピアノをそれぞれ見ていきましょう。

KORG G1 Air

KORGは元々日本のシンセサイザーのメーカーで、現在はYAMAHAの傘下に入っています。
全体的に抑えられた価格設定が魅力的なメーカーですが、現行機種の中で最もグレードが高いのがこちらのG1Airになります。

・RH3鍵盤というグランドピアノのタッチに近づけた高性能の鍵盤を搭載。キータッチコントロール付き
・スピーカーの数が4つで、深みのある音の再現性が高い
・Bluetooth機能がついていて、スマホやタブレットと無線で繋ぐことで楽しみ方が広がる。スピーカーとしても使える。MIDI端子、USB端子もあり。
・録音機能付き、内蔵曲は40曲。
※紹介動画

こちらは近くの楽器店に置いてあったので実際に弾いてみたのですが、確かに鍵盤に適度な重みがあって弾いている感がしっかりあるのが好印象でした。
音もびっくりするくらい良くて、これで10万円以内に収まるとは…
筆者が電子ピアノを夜間練習用に使っていたのは25年以上前なので、技術の進歩に驚きです。
それにしても、スピーカーが立派すぎてマンション住まいの我が家としては階下への影響が若干心配なレベルです。
子どもが遊びで使うときに音量調節は触らないようにきつく言っておく必要がありそうですね。
見た目はスリムで省スペース、鍵盤カバー付きなので埃の心配をしなくてよいのもいいです。

ROLAND RP501R

ROLANDは日本で初めて電子ピアノを作ったメーカーです。
生ピアノは作っていませんが、デジタル楽器専門メーカーとして技術に定評があります。
その中でRP501Rはエントリーモデルとなっています。

・鍵盤はPHA-4スタンダート鍵盤を採用。ROLANDの4つある鍵盤のうちで最も下位のタイプながら、ハンマーアクションによる自然なタッチと生ピアノ特有のクリック感を再現したエスケープメント機構を実現した本格派。
・内蔵曲が256曲と圧倒的に多い。
・Piano Partner2というROLANDオリジナルの無料アプリが利用できる。内蔵曲の譜面表示から音あて、録音、各種リズム機能まで、楽しい機能が満載。
・Bluetooth機能あり
・スピーカーの数は2つ

ROLANDの中では中位モデルに位置づけされたこのRP501R。
価格は10万円前後と高価格のイメージが強かったROLANDとしてはかなりお手頃なレベルです。
ただ上位モデルはスピーカー性能等が家庭に置くにはオーバースペック気味ですし、エントリーモデルとしてはこれか一つ上のHP601あたりが無難な気がします。
HP601になると鍵盤のグレードが上がり音源も良くなるのが魅力ではありますが、値段も跳ね上がりますので、今回は候補には入れませんでした。
実際に弾いてみた感想としては、HP601を触ったあとなので比べてしまうとやや物足りなさが否めませんが…
それでもこのお値段でこのタッチと音色は良くできているなぁと感心してしまいました。
プラスチックながら象牙のざらつき感を再現した鍵盤は弾きやすさをUPさせていますし、タッチも生ピアノに近い感じがよく再現されています。
音もスコーンと抜けるような明るい音色で弾いていてワクワクしました。

YAMAHA YDP-164

言わずと知れたピアノの一流メーカーのYAMAHAからも電子ピアノは多く出ています。
昔からあるのはクラビノーバですが、最近はその一つ下のエントリークラスとしてARIUSというシリーズが出ていることが分かりましたので、その中のスタンダードモデルであるYDP-164を検討してみることにしました。

・グランドピアノの弾き心地を再現したGH3鍵盤。音切れせずに高速の同音連打することも可能。
・ヤマハ最高レベルのグランドピアノの響きを再現した音源
・スマートピアニストというオリジナルアプリが使用できる。
・録音機能つき。USB端子あり。
・Bluetooth機能は搭載していない。
※紹介動画

正直、これまでにあげたピアノの中で見た目の高級感が一番ありました。
価格は10万円前後とほとんど変わらないのに、そこはさすがYAMAHAです。
弾いた感触や音はいい意味で真面目な優等生という印象で間違いがない感じがしました。
音へのこだわりもさすが生ピアノのメーカーだけあって、素晴らしい音色を味わうことができます。

でも一方で電子ピアノならでは機能面はやや物足りない感が否めません。
内蔵曲はまさかの1曲!これはアプリでどうにかせいということなのでしょうか?
そのアプリも曲を購入する必要がありそうですし、アプリの機能で一番いい!と思った、手持ちのデバイス内の曲をピアノ譜にしてくれるという夢のような機能が上位モデルであるクラビノーバにしか対応しておらずそこにもガッカリ…
Bluetooth機能も残念ながらついていませんでした。
ただ「あくまでも生ピアノの代わり」、「硬派にピアノを習いたいんだ」ということであれば確かにデジタル系のお遊び機能はそんなに必要ないというスタンスは確かにアリだなとも思いました。
そしてそれでも同じような価格帯だということはつまり、本来の楽器としての機構の部分により多くの予算が充てられているのかな、とも…
ですが、我が家のように子どもと音楽を色々楽しむというニュアンスの方が強い場合は、電子ピアノならではの面白さに欠けるのはやはり物足りないでしょうから、ここは人それぞれ評価が分かれるところですね。

ちなみにクラビノーバの上位モデルをちらっと触ってみると…
うわぁ…いい!!すごくいいです。
素人的には生ピアノと遜色ないのではないかと錯覚してしまうくらいです。
でも今回はもちろん予算オーバーですので、またいつかご縁があれば、ということで。
なお、有名ピアノメーカーにはもう一つKAWAIがあり、もちろんこちらからも多種多様な電子ピアノが出ています。
ですが、筆者が子どもの頃YAMAHAで育ってきていてKAWAIの音は何か違う…というほとんど思い込みのレベルの固定観念が捨てきれておらず、今回も何となく候補にはいれずにスルーしてしまいました。
KAWAIにもきっと良いモデルがたくさんあることと思いますので、検討中の方はぜひそちらも見てみてくださいね。

今回我が家が選んだのはコレ

とにかく自分の子ども時代のものとは全くの別物に進化を遂げた最新の電子ピアノの出来の良さには本当に脅かされました。
値段が上がれば上がるほどより本物のピアノ感が増すので、つい上位モデルに手が出そうになるところではありましたが、我が家の下の子どもはまだ3歳。
あくまでも電化製品である電子ピアノがぞんざいに扱われることを考えると、やはり高望みしすぎず10万円前後の上記の中から選ぶのが正解だろうという結論に。
そして最終的に選んだのはこちらです。

そう、ROLANDの本格的エントリーモデルRP501Rです!
やはりこの値段でも微妙なニュアンスにまでこだわった鍵盤が搭載されているところが一番の決め手でした。
内蔵曲の多さやアプリの充実っぷりも素晴らしいので、ピアノを習う、の前段階として「音楽を楽しむ」を十分に叶えてくれそうです。
いくら素晴らしい楽器を用意しても、音楽は楽しい!という気持ちなしには何も始まりませんからね。
最初から生ピアノを用意するべきだという考え方ももちろん理解はしていますが、ピアノを弾いたり習ったりする理由は人それぞれ、楽器選びの正解もまた人それぞれだと思うので、とりあえずこの楽器を我が家にお迎えして、音楽の素晴らしさを子ども達に伝えていきたいと考えています。

子どもに電子ピアノを購入する際の必須条件とおススメ機種とは?まとめ

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以上をまとめると、子どもに電子ピアノを始めて買うなら、

鍵盤の数が88鍵揃っていること、ハンマーアクションタイプのしっかりとしたタッチの鍵盤が採用されていることは絶対条件である。

生ピアノはハンマーが弦を叩いて音を共鳴させることで響きを作りだすが、電子ピアノは鍵盤を叩くことでセンサーが反応して音を出す、という機構の違いを理解したうえで、子どもがピアノを本格的に続けていくなら生ピアノへの買い替えも視野に入れるべき。

10万円前後のエントリーモデルとして筆者がおススメのなのは、KORG G1 Air、ROLAND RP501R、YAMAHA YDP-164の3機。 どれもハンマーアクションタイプの鍵盤が採用されており、音色にもこだわりがあって値段に対して非常にコスパがいいモデルとなっている。

というところを参考にピアノを選ぶといいと思います。
我が家が最終的に選んだのは鍵盤や音へのこだわりと電子ピアノならではの機能のバランスが一番いいと思ったROLANDのRP501Rですが、どのメーカーもこだわりポイントがあって10万前後とは思えないレベルの電子ピアノだと言えます。
お子さんにピアノを購入したいと考えている人は、まずは生ピアノに比べたら気軽に購入できるこのあたりのエントリーモデルから始めて、ピアノ、そして音楽の楽しさを親子で体験してみてはいかがでしょうか。

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