お絵かきコーナーを作って子どもの創作活動を応援!その5つのコツ

我が家の3人の子ども達はお絵かきや工作が大好き!
想像力が育つし手先も器用になるので家でもどんどんやって欲しいと願う一方で、夕方の忙しい時間などに「お絵かき帳とって~」「色鉛筆けずりたい」「のり欲しいー」等々をエンドレスにやられて、夕食の準備もままならなくなるのが悩みでした。
また、後片付けも子どもだけではなかなかやってくれず、その結果、ダイニングテーブルの端っこに積まれたお絵かきグッズを横目に食事をとる日々…
そこでそんな悩みを少しでも解消するべく、リビングの一角に子ども達専用のお絵かき・工作グッズコーナーを作ってみたところ、かなりストレスが減り、子ども達の創作意欲も一層増して一石二鳥な結果に!
ではどのようにお絵かきコーナーを作ったのか、揃えたグッズや収納の工夫についてもご紹介したいと思います。
子どもの創作意欲を伸ばしてあげたいママ、そして子どものお絵かきグッズに悩まされているママ必見ですよ!

あの棚がお絵かきコーナーにピッタリ!

我が家のお絵かき机はダイニングテーブルと兼用です。
リビング隣のおもちゃ部屋に低い机を置くことも考えましたが、3人でお絵かきするにはかなり大きな机が必要になるので、その案は却下になりました。
お絵かきコーナーを作るまでは、色鉛筆やクレヨンはおもちゃ部屋の棚に、お絵かき帳は押入れの中、はさみやノリはキッチンにある文房具の引き出しの中、とそれぞれが別の場所にありましたが、これらを全て一か所に集めて、子ども達が自分で出したり片付けたりできるようにすることが目標でした。

置きたい場所はダイニングテーブルのすぐそばにある、キッチンカウンターの下。
ここは奥行きがあまりなく、おなじみの収納グッズであるカラーボックスを置くには狭すぎるので何か別の案を考える必要がありました。
床に近い部分は埃がたまりがちなので扉付き、そして鉛筆やハサミを入れられる引き出しと子どもが物をぱっと取り出せるようなオープンスペースも欲しい…と考えながら見つけたのがこれ!

この商品の名前は、そう「電話台」です。
でもこれが見事に条件を満たしており、尚且つサイズ感もぴったり!
しかも電話やルーターを置くための配線コード用穴がついていて、この棚を置いたことで埋まってしまうはずだったコンセント穴も引き続き使えるというオマケつきでした。

では次に実際に物を配置した様子を見ていきましょう。

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子どもが使いやすい配置で

まずオープンスペースには、クレヨン、さんかくクーピー、色鉛筆といった画材と子どもが絵を描く時の参考によく使うミニ図鑑系の本、そしてメモ帳各種を並べています。
クレヨンや色鉛筆は上に積んでいくと3歳児がぶちまけることが予想されたので、100均で購入した仕切りタイプのブックエンドを使って整理しています。
また、棚上の空きスペースには折り紙ケースと下の子が主に使う丸シールを入れたケースを置いています。

引き出しの中は無印のポリプロピレンメイクボックスで仕切り、色鉛筆の予備やドリル等のお勉強に使う鉛筆、ハサミやのり、マスキングテープ等を収納しました。
我が家は色鉛筆の消費がハンパないので、特によく無くなる色を中心にがっつりまとめ買いしています。

扉を開けたところは2段に分けることができるようになっていたので、上に落書き帳と30色入りクーピーを、下に塗り絵やドリル、通信教材、お友達に手紙を書く時のレターセット、シール等をそれぞれ収納しています。
塗り絵は一度ブームが起きるとこれまたすごい消費量になるので、気に入っている物は買ったらまずコンビニで見開きB4サイズをA4サイズに縮小コピーし、あとは家のプリンタで数枚ずつコピーしたものをクリアファイルに入れておいてあります。

いままでバラバラに収納されていたものが全て一つの棚にまとまったことで、「〇〇どこー?」が激減しましたし、声をかければ3歳の下の子でもきちんと片付けることができるようになりました。
また常に視界に入る場所にお絵かきコーナーがあることで、お絵かきや工作に費やす時間がぐっと増え、出来上がるものもレベルアップしてきた気がします。

選択肢をたくさん用意してあげる

我が家にはサイズの違うお絵かき帳がたくさんあって、その時の気分に応じて子どもが好きに使っています。
スケールの大きい絵を描きたいときもあれば、ちまちましたものを描きたいときもあるし、なぜかメモ帳タイプもお気に入りです。
100均で見つけた色付きタイプのお絵かき帳も絵を描いても良し、工作に使っても良しでおススメです。

折り紙は折って使うだけでなく、お絵かきにもお手紙にも使えるので、これまた100均でドドーンと買ってきては折り紙ケースの中にいれて使っていますよ。

描く道具も色鉛筆、クレヨン、クーピーと色々揃えています。
最近買ったクーピーは場所を取るなぁと思いつつも30色の大型タイプをチョイスしました。
なかなか全部の色を使うことはないでしょうが、同じ緑でも色々な色があることを楽しんだりして刺激を受けていた様子でした。
近々、上の息子に与えてみようと思って購入したのが「ギター固形えのぐ」という固形タイプの絵の具。

たまにたっぷり時間が取れる時に六つ切り画用紙や模造紙に絵の具で絵を描くこともありますが、なかなかやってあげれられないので、机の上でササッと使えそうな絵の具、ということで選んでみました。
ただ、これはさすがに最初は教えながら一緒に使う必要がありそうなので、ゆっくり取り組めるタイミング待ちをしているところです。

子どもが自分一人で使える物を用意する

3歳児にはまださせられないことも多いですが、4歳後半ともなるとハサミを始め自分一人でやれることがどんどん増えてきます。
できるだけ自分でやってくれたら子どもも集中力を切らさずに作業ができますし、親もいちいち手伝いに来なくていいので助かりますよね。
ということでおススメなのがこちら。

電動の鉛筆削り「ソニック 鉛筆削り リビガク フリーキー
乾電池式のコードレスタイプで、重さも300gちょっとと軽いので、上の息子は4歳台から自分で使いこなせています。
それまではミニサイズの鉛筆を回すタイプの鉛筆削りを使っていましたが、あまりに削る回数が多くて疲れるしすぐに削りカスが溜まるしで、めんどくさがって母が呼ばれることもしばしば。
電動鉛筆削りなんて小学生でもないのになぁ…と思いつつ購入に踏み切りましたが、結果的には大正解!
ササッと楽に削れるので、頼めば兄弟の分も削ってくれたりして、母もとても楽になりました。

セロテープカッター台「ニチバン テープカッター台 切り口まっすぐ直線美
切り口が従来のギザギザ状ではなくスパッとまっすぐに切れるのが売りのセロテープカッター台。
絵をつないだり、折り紙で工作したりとセロテープの出動回数はなかなかのものなので、よくある手のひらサイズの小巻タイプだとあっという間になくなってしまいます。
おまけに切れがイマイチなので、子どもが使うとうまく切れずにかなりの長さを無駄にしてしまうこともしばしば…
そこで大巻タイプでかつどっしりと重くて本体を支えなくてもテープだけ引っ張ればすぐ切れるようなものを探して、この商品にたどり着きました。
切り口がギザギザしていないので切る時にひっかかることもほぼなく、子どもでも上手に使えていますよ。

それでは最後に、どうしたら子どもがもっとお絵かきや工作好きになるのかについて考えていきたいと思います。

とにかく自由にやらせる

美大卒の友人曰く、「小さいうちからお絵かき教室なんて行っちゃだめ!今は自由にやりたいことをやりまくるのが一番だから、とにかく材料をどっさり与えて好きにやらせろ」とのこと。
子どもが自由にやりたいことをやると、あらゆる紙を大量消費するし、服も机もやたらと汚すし、親としては「わーーーー!!」と叫びたくなることもしょっちゅうです。
でもそういう時って大抵子どもが夢中になっている時で、あとにはなかなか素敵な作品が仕上がっていることも。
ということで、危険なこと以外であれば大抵のことには目をつぶり、「もったいない!」とか「その使い方は~!!」といった言葉をなるべく我慢して、好きにやらせるようにしています。
友の教え(?)を胸に日々大量の紙と材料を消費している我が家、3人のうち一人くらいはアート方面に長けた子にならないかしら…と絵心0の母は密かに期待しています。

お絵かきコーナーを作って子どもの創作活動を応援!その5つのコツ まとめ

以上をまとめると、子どもの創作活動を充実させるには、

  1. パッと手に取れる場所にお絵かきや工作の道具をまとめたお絵かきコーナーを作る。電話台として売られている棚が条件を満たしていて非常に使いやすい。
  2. お絵かきコーナーはとにかく子どもが使いやすい収納を目指す。そうすることによって創作活動の時間が自然と増え、片付けも子どもだけでやってくれるようになる。
  3. 子どものやる気をより引き出せるように画材の選択肢をたくさん用意する。
  4. 子どもが自分一人で使える道具を増やして、親の登場する場面を減らすと、作業により集中できるし親も楽できる。
  5. お絵かきや工作をより好きになってもらうためには、とにかく自由にやりたいだけやらせる。

という工夫をするといいと思います。
絵や工作といった創作活動はやればやるほど上手になるもの。
そして想像力を育むのはもちろんのこと、手先が器用になるし運筆の力も向上するなど、まさにいいことづくしです。
楽しんでナンボ、のものなので興味のない子に無理やりやらせる必要は全くないと思いますが、もしお子さんが多少なりとも手を動かすことに興味を示しているのであれば、ぜひお子さんが手に取りたくなるような魅力的なお絵かきコーナーを作ってみてください。
一気に創作意欲が高まって小さなアーティストが誕生するかもしれませんよ!

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