今回は、保護者の間でも絶大な人気を誇る、「こどもちゃれんじ」年長編をご紹介します!
こどもちゃれんじに限らず、ベネッセコーポレーションの教材は「付録が多い」というのが定評ですよね。
これには賛否両論ありますが、大切なのは付録も含めての中身です。
皆さんは、就学までにどんなことを事前に整えておけばいいと思いますか?
小学校入学までには、実に多くの準備が必要です。
もちろん、身の回りのもの(ランドセルや学習机など)のことを言っているのではありませんよ。
学力のことです。
私自身、教育関連の仕事をしていますので、毎年多くの幼児さんを見る機会があります。
その子供たちが入学してからも、継続して学習の状態を見ていますが、やはり事前の準備が万端の子と、そうでない子では、小学校に上がってから大きく差が開いてしまいます。
そうならないために、何をすべきなのか?
家庭で効率よく学力の基礎を築くためには、どうしたらよいか?
『こどもちゃれんじ』には、そのヒントがたくさん散りばめられています。
教材の中身と一緒に、小学校入学後にどんな展開が待ち受けているのかも含めて見ていきましょう!
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2020年に何が変わる?英語だけじゃない!教育改革!
2020年、東京オリンピックイヤーには、日本の学校教育が大きく変わります。
このことは、すでにプレス発表されていますので、ご存知の方も多いでしょう。
大きな柱は英語教育の前倒しと、大学入試センター試験の大幅な改正ですが、実は、小学校の道徳教育にも、大きな変化があるのです。
皆さんは、ご自身の小学生の頃の通知表を思い出せますか?
主要4科目に加え、せいぜい図工、体育、音楽、家庭科…ぐらいしか思いつきませんよね。
2020年には、ここになんと「道徳」も入ってくるのです。
要するに、道徳の成績が数値化されて、記録として残るのです。
なんか、変な感じがしますよね。
これについては現場の教師で違和感を感じている人も多く、私の知人も「本来、数値化すべきものではないのでは?」
と首をかしげています。
この議論はここですると長くなるので割愛しますが、実際に道徳が「教科」として導入される以上、子供たちはその中でやり抜くしかありません。
ここで注目して欲しいのが、こどもちゃれんじの「しまじろう」シリーズと連動した付録です。
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こちらは、定番の「おじぎ草栽培キット」です。
10年以上前から、こどもちゃれんじの付録として定着しています。
この付録と連動しているのが、『かんがえてはっけんえほん』の中のしまじろうのお話。
付録と同じ栽培キットでおじぎ草を育て始めるしまじろう。
ここで、子供たちは自分をしまじろうに投影することができます。
ある日、おじぎ草がしおれて元気がない様子。
毎日水をやって、ちゃんとお世話していたのに、どうしてでしょうか?
どうやら、水のやりすぎで弱っているみたい。
ここでお母さんがアドバイスしてくれます。
「しまじろうも、大好きだからって、ジュースを飲み過ぎると苦しくなるでしょう?」
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ここ、すごく大事なんです。
自分と置き換えてどうか?
子供たちは、他者の立場に立って考える…という疑似体験ができるのです。
おじぎ草の付録の意図は、植物の世話を通して、観察眼を育てることです。
でも、それに加えてしまじろうの読本がつくことで、道徳的要素が盛り込まれる。
これは一般的な通信教育ではなかなか見られません。
また、ただ育てるだけではなく、おじぎ草に声掛けをするようにアドバイスもしています。
動物に命がある…と捉えることはたやすいのですが、植物になるとなかなか伝えることは難しいですし、理解することも難しい。
声をかけることで、植物を擬人化し、大切に思う心を育むことにも役立つのです。
奥が深い付録…いえ、教材ですよね。
学校では意外と少ない〇〇〇〇の授業
こどもちゃれんじでは、早い段階でひらがなを導入しています。
すでに年中の教材で取り入れていますから、年長の教材ではカタカナも多く取り上げて学習を進めていきます。
実は、小学校の授業では、カタカナに取り組むのはほんの1コマか2コマ。
教科書のページでいっても2~4ページで、出版社によっては、巻末付録にカタカナの表が掲載されているだけ…なんてところもあります。
カタカナの読み書きが不十分なまま進級すると、小学校3年生でのローマ字で大変苦労します。
また、みなさんのお子様が小学校3年生になる頃には、2020年の英語教育改革に差し掛かりますから、小学校3年生から英語の授業が始まりますよね。
その時に、カタカナが読める、読めないで、英語の理解に大きく差が出てきます。
漢字の読みも、学年が進むと音訓の違いを識別しながら学習を進めていきますから、カタカナが読めないのは致命的です。
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平仮名と似ているカタカナを識別しながら進む迷路
この他、様々なもの(キャベツ、パンツ、シール、シャンプー、ハンバーグ等)をカタカナで取り上げ、少しずつカタカナを浸透させていきます。
また、子供が苦手とする拗音もきちんと取り入れてくれています。
これは、間違いを見つけて訂正する教材です。
観察眼と、訂正力、音読力を育てます。
教材は、ママの使っている化粧品と同じで、正しく使えば必ず大きな効果を生んでくれます。
この教材の場合、訂正用のシールを貼ったあと、必ず再読しましょう。
「再読」って、見落としそうな行動なんですけど、積み重ねることで確かな学力の礎になります。
家庭学習を主体とする通信教育では、ぜひ保護者の方が先生になって、正しく教材が使えるように導いてあげてくださいね。
算数は計算だけじゃない?多くの能力が求められる小学1年生
数を数える段階を経て、年長用の教材では「数を同量に分ける」という学習が導入されています。
小学校1年生の算数では、加減法に入る前に「何番目」とういう単元があります。
これがなかなか厄介者で、勘のいい子はすぐにわかるのですが、鈍い子は理解するまでにかなりの時間を要します。
しかし…学校の教科書はこの単元を取り上げるのは数ページ。
1年間で実に多くのことを網羅しなければならない1年生は、一つのことに割ける時間が十分にありません。
そのため、理解が不十分な子がいても先に進めてしまします。
こどもちゃれんじの算数教材では、前から数えたり、後ろから数えたりしながら、「何番目」という要素、「足し算」の要素、「引き算」の要素を学習し、さらには小学校3年生で学習する割り算の概念も植え付けてくれるのです。
こどもちゃれんじに取り組んでいれば、小学校に入学してから学習面で困ることはないでしょう。
とても心強い教材ですよね。
まとめ
こどもちゃれんじ「じゃんぷ」は…
- 小学校入学を見据えた心強い教材
- 子供が入り込みやすい付録や読本が充実
- それぞれの教材・付録に関連性と意図があり、正しく取り組むことで確かな学力が期待できる
- 小学校1年生の教科書の内容を把握しているので、授業コマ数が少なくなる箇所を補填できるよう、しっかりと教材構成をしてくれている。
- これだけ充実していて、月々1,944円~(12ヶ月一括払いの場合)で、普通の習い事に比べて断然おトク!
いかがでしたか?
学習は「楽しい」ことが大前提です。
楽しい中に学びがあって、初めて定着していきます。
こどもちゃれんじは、幼児教育の専門家がその知恵を集結させて構成した素晴らしい教材です。
「付録が多いのよね…」とか、「なかなか続かない…」という声もよく聞きますが、結局は保護者の方の関わり次第なのです。
あなたのお子様が、教材を正しく使い、付録を頼りにいろんな発見をし、多くの学びを獲得できますように。
子供たちがその能力の伸び代を、どんどん拡げていけることを願っています。
興味のある方は、ぜひ、公式ホームページを覗いてみてくださいね。
↓こどもちゃれんじ公式ホームページ