すぐにできる!正しい鉛筆の持ち方と、楽しく続ける練習アイテム4選!

子どもが文字を書くことに興味を持つようになると、親としては、わが子の成長が感じられて、とても嬉しいですよね。筆者の子どもたちも、年長さんになる頃から文字に興味を持ち始め、「まま だいすき」というお手紙をもらったときは、涙が出るほど嬉しかったことを覚えています。
クレヨンを使って絵を描いていたときには特に気にならなかった持ち方も、鉛筆を持つようになると、持ち方が気になる方もいるのではないしょうか。
今回は、正しい鉛筆の持ち方と、子どもが楽しく正しい持ち方ができるようになる4つのアイテムをご紹介します。

鉛筆が正しく持てないと、困ることって?

「どんな持ち方でも、自分の持ちやすいように持てばいいんじゃない?」と思う方もいるかもしれませんね。しかし、間違った鉛筆の持ち方をしていると、困ることがいくつもあります。

・手に無駄な力が入って、手や腕が疲れてしまう。
・手や腕がすぐに疲れることで、まとめてたくさん書くことができない。
・鉛筆がしっかり固定されていないので、書いた字が薄かったり濃かったりしてしまう。
・鉛筆を上手に動かすことができず、とめ・はね・はらいが思い通りにできない。

鉛筆の持ち方が間違っていると、思ったような字が書けなくて、学習の意欲低下につながってしまうことがあります。また、手がすぐに疲れてしまうことで、文字を長く書くことができず、集中力の低下にもつながってしまいます。
裏を返せば、鉛筆を正しく持つことで、手や腕が疲れず、集中して字を書くことに取り組めます。そうすることで、字もきれいに書けるようになり、学習意欲や評価の向上にもつながります。
筆者は、学習塾のアルバイトをしていた経験がありますが、鉛筆が正しく持てている子ほど、姿勢や学習態度も良く、字も丁寧で、問題もよく解けていました。反対に、鉛筆の持ち方にくせがある子は、姿勢が良くなかったり、学習に集中できず、成績もいまいちだったことを覚えています。

鉛筆の正しい持ち方って?

鉛筆を間違った持ち方で持つデメリット、正しい持ち方で持つことのメリットが分かったので、さっそく、鉛筆の正しい持ち方をご紹介していきます。今回は、小学校2年生の長男に、実際にやってもらいました。

1.右手の親指と人差し指をくっつけて丸を作ります。
(作った丸は、口をパクパクさせる生き物のイメージ)

2.左手で鉛筆の尖っていない方を持ち、尖った方を右手の丸を作った指でつかみます。
(生き物が、鉛筆をパクっとつかむイメージ)

3.左手で鉛筆を回して、右手の親指と人差し指の付け根に乗せます。
(鉛筆をくるっと回して、乗っけるイメージ)

4.右手の中指で、鉛筆を下から支えます。
(鉛筆を芯側から見ると、親指・人差し指・中指で、鉛筆を三角に支えているイメージ)

正しい鉛筆の持ち方を続けるコツって?

間違った持ち方をくせにしてしまっている子どもにとっては、正しい持ち方を一度習っただけでは、正しい持ち方に直ることは難しく、その後は、また元のくせのある持ち方に戻ってしまうかもしれません。
何度も根気よく「こうだよ。」と直してあげることも大切ですが、子ども自身が、正しい持ち方を続けられるような、モチベーションをあげてくれるアイテムをご紹介します。

1.三角鉛筆
三角鉛筆は、正しい鉛筆の持ち方ができるように開発された鉛筆です。鉛筆が三面になっているため、親指、人差し指、中指をそれぞれの面に添わせるだけで、自然と正しい鉛筆の持ち方ができるようになっています。

 

2.Bや2Bの濃い鉛筆
小さい子の場合、筆圧が弱いことが多いです。HBなどの硬い鉛筆を使用すると字が薄くなって、読めなかったり、書くことが嫌になったりしてしまいます。Bや2B、場合によっては、4Bなどの鉛筆を使うといいでしょう。

3.キャラクターの鉛筆
女の子ならプリンセスやキティちゃん、男の子ならマリオやポケモンなど、子どもの好きなキャラクターのイラストがプリントされた鉛筆を使うことも、子どもが鉛筆を使って書きたいと思ってくれるので、おすすめです。

プリンセス鉛筆

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マリオ鉛筆

4.めいろや点を結ぶプリント

(DAISOのめいろ)

鉛筆の練習を始めるときに、文字を書くだけではつまらなくて飽きてしまう子もいると思います。そんな時におすすめなのが、なぞり書きで点と点を結ぶものや、簡単なめいろです。筆者の子どもたちも、夢中になって何冊もやりました。
プリントは、100均に売っていたりネット上で無料でダウンロードができるものもありますので、ぜひ試してみてください。

ダウンロード無料めいろ めいろやさん http://meiro.moo.jp/

親子で楽しく練習しよう!

初めてのことや、できないことができるようになるには、時間がかかるものです。しかし、鉛筆で書くことが楽しい!そう思えれば、「好きこそ物の上手なれ」ということわざがあるように、上達するのも早いはずです。ぜひ、親子で楽しみながら、練習をしてみてくださいね。
正しい鉛筆の持ち方を、楽しみながら覚え、字を書くことが好き、そして、上手に書けるようになるといいですね。

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