大変な出産を経て産まれてきた子ども達。
とってもかわいいけれどお母さんたちは24時間満足に休むこともできなくなっていると思います。
その中でも夜泣きは大変ですよね。寝たかと思ったらすぐに起きて泣き出してしまう。
「ミルクは飲んだし、オムツが濡れているわけでもないのになんで寝てくれないの?」理由も分からず自分も休めないため、イライラしてしまうことも多いと思います。
ですので、今回は「赤ちゃんが夜起きる理由や対応」についてご紹介していきたいと思います。
どうして寝てくれないの?
赤ちゃんの夜泣きは生後2か月~3か月に始まり、1歳半~2歳ごろには落ち着いてくるといわれています。
ですが、なぜ夜泣きがあるのかというのははっきりしないそうです。
夜泣きについても、個人差があるため、「あまり夜泣きをしなかった」「1歳になったら急に夜泣きをするようになった」ということもあります。
赤ちゃんはおなかの中にいるときには、20分眠って20分起きているというサイクルを繰り返しています。
生まれて間もない赤ちゃんはまだそのサイクルから抜け出していないんです。
産まれてからはお母さんが少しずつ生活習慣を作ってあげる必要があります。
また、赤ちゃんにとっては何もかもが初めてで刺激的!でもあまりにも刺激が多すぎると、ストレスになったり入眠するときに必要とする体力まで使い果たして、睡眠にも影響が出てしまうんです。
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海外式の育児を取り入れてみる
赤ちゃんが泣いたらすぐに抱っこしなくてはいけないと感じていませんか?実はそんなことはないんです。
そもそも海外には夜泣きという言葉がない国もあるそうです。では日本とはどんなところが違うのかを紹介したいと思います。
生まれてすぐに1人部屋
すぐといっても早くて生後3か月からですよ。海外では部屋数が多い家もあるため、できることですね。
「放置してもしものことがあったら。。。」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、ベビーモニターというものを併用しているようです。
最初のうちは夜なくこともあるそうですが、すぐに環境に適応してまとめて眠ることができるようになる子が増えてくるそうです。
別の部屋で眠ることのメリットとしては母もしっかり眠ることができたり、夫婦生活の再開がしやすいことでしょう。
ただし、部屋数が必要にはなってきます。
多少泣いてもすぐに抱っこはしない
日本では「泣いたらかわいそう」とすぐに抱っこをする方が多いと思いますが、「泣けば抱っこをしてもらえる」という刷り込みが発生し、夜泣きが続くようになる場合もあるのです。
アメリカでは抱っこはせず泣いた時には部屋に様子を見に行くだけだったり、軽くトントンするだけだそうです。
また、フランスでは5分~10分は様子を見るそうです。もちろん必要に応じて授乳をする場合もあります。
ただし放置をするのではなく、様子を見る・見守っているということです。
どうすれば眠ってくれるの?
赤ちゃんがなかなか眠ってくれないのはお母さんにとってもつらいですよね。
少しでもお母さんの負担が減るように、いくつか寝かしつけのポイントをご紹介したいと思います。
おなかを満たす
大人でも空腹を感じると眠れないことが多いですよね。赤ちゃんにとっても同じで、空腹を訴えて泣くことが多いです。
また、母乳とミルクでは母乳育児をしている子に多いそうですよ。これは、「母乳のほうが吸収が早い為」とも言われています。
驚いたことにミルクのほうが腹持ちがいいんですね。ですから、寝る前だけはミルクにしてみるという方法があります。
決まった時間に寝かしつける(部屋を暗くする)
まだ朝や夜の感覚が分からない赤ちゃんですが、決まった時間に部屋を暗くすることで夜になったことを伝え、寝る時間であることを伝えます。
朝は逆に朝日を浴びることで生活習慣を確立させることができていくんですよ。
体を温める
赤ちゃんにとって冷えはとってもつらいものです。夏になって暑いからと冷たい麦茶などを飲ませると、
おなかが冷えてしまい眠れなくなってしまいます。ですので、常温のお茶や白湯を飲んで、体温を調節してあげてください。
また、足元も長めのパジャマを着させて冷えないようにしてあげるといいですよ。
入眠儀式を取り入れてみる。
寝る前に決まったことを取り入れるようにします。
例えば「絵本を一冊読む」「子守歌を歌う」等これをしたら眠る時間になる。
というのを繰り返します。毎日変える必要はなく、簡単にできるのでお勧めの方法です。
赤ちゃんが夜起きる原因と6つの対応策!! まとめ
起きる理由
- 赤ちゃんが夜起きる原因ははっきり分かっていない
- 日中に刺激を沢山受けすぎると、なかなか眠れないことが増える。
夜泣き対応
- 海外式育児を取り入れる
1)産まれてから3か月ほどで1人部屋になる
2)泣いてもすぐに抱っこをせず、見守る
- 寝かしつけのポイント
1)おなかを満たす
2)決まった時間に寝かしつける(部屋を暗くする)
3)体を温める
4)入眠儀式を取り入れる
最後に、抱っこやおんぶで寝た子は、お尻から降ろすと起きてしまうことが多いので、頭からそっとおろしてあげるといいそうですよ。
夜泣きには個人差があるため、ここに乗っている方法でもなかなか眠ってくれないということがあるかもしれません。ですが、少しでもこれがお母さんたちの育児に役立つことができれば幸いです。