情操教育に良いとわかっていながら、なかなか共働きだとお子さんに絵本を読み聞かせてあげるのって大変ですよね。そして、絵本の数もたくさんありますから選ぶのも大変です。全部買うわけにはいかなし、とはいえ図書館に通うのも近くないと億劫ですし重いですよね。私はたまたま徒歩1分のところに小さな図書館というか図書室みたいなところがあったので、幼い頃はそこによく連れて行ってもらって絵本を借りていましたが、近いから可能だったのだと今でも思います。
けれど、時代は進化しました。今はアプリが絵本を読み聞かせしてくれるのです。その名も「学研のえほんやさん」です。どんな絵本を読み聞かせしてくれるのでしょうか。どんな絵本があるのでしょうか。
「学研のえほんやさん」って何?
これは読むだけでなく、聞いて、そして触って楽しむことの出来るデジタル絵本アプリです。デジタル絵本アプリ。絵本もとうとうデジタルです。アプリなのでスマホやタブレットでの使用になります。できれば画面は大きい方がお子さんも見やすいかなとは思います。
学研が出しているベストセラー絵本から保育現場で人気のある絵本はもちろん、新しく書き起こした絵本や日本では公開されていない海外の絵本まで50作品以上取り揃えています。
しかも流れる音声は2カ国語対応。日本語以外の言語で聞くことも可能です。基本は日本語と英語ですが、フランスの絵本だけは日本語とフランス語が流れます。
そして何がすごいって、絵が動く。普通の絵本ではありえないことです。もちろん、飛び出す絵本とかしかけ絵本とかありますけど、数が違います。更にBGMまで流れるんですから、これはもう太刀打ちできません。
そんなすごい絵本が揃うのが「学研のえほんやさん」なのです。
「学研のえほんやさん」デジタルの利点
なんと言っても持ち運びが楽!絵本って結構嵩張るし、冊数をたくさん持っては歩けないしで外に持っていくのは不便なんです。でも、子供を連れてどこかへ出かけなくちゃいけない、待ち時間が存在する、となると子供が飽きて騒がないようにするために絵本などは必須です。小児科や子供が利用する病院なんかで絵本が必ず置いてあるのはそういうことです。
そして、親が調子が悪いときに読み聞かせをするのはとてもしんどいです。喉を痛めてたらまず読めないですし。そんなときに代わりに読んでくれるアプリは有り難いですよね。しかも声優さんが声を当てていますので、情感もたっぷりです。
日本語以外の言語で聴けるというのもデジタルならではです。私はどんなに頑張っても英語はもしかしたら出来たとしてもフランス語は無理です。難しいです。そんなことができちゃうのです。
気になる料金も、定額制ではなくて、アプリそのものは無料で、好きなお話をアプリで購入する形になっています。なので、毎月読んでいないのにお金が取られる心配はありません。買った本はアプリで端末にダウンロードされるので、電波のない場所でも読むことが出来ます。1冊360円くらいなので、紙で買うよりもお手頃なのも嬉しいです。
「学研のえほんやさん」デジタルのイマイチな点
最大の問題はこれがアップルでしか出ていないことです。つまりはアンドロイドユーザーの私はアプリをダウンロードすることすら出来ない。とっても残念。本当に残念。なので、このアプリを利用するにはiPhoneやiPadが必要になります。あと、全てのiPhoneで使えるわけではないのでよく確認も必要です。
あと、これはどうしようもない事なのですが、一定以上の年齢の方やあまりデジタルを好まない方の目には良くないものとして映ってしまいます。子供にタブレットを見せるなんて、と。もちろんわかっている人は理解してくれますし、私も使おうと手を出すきっかけになることだってあると思います。けれど、分かり合えない人というのは一定数います。どうかそんな偏見に負けずに使っていただけたらと思います。デジタルに頼るのは悪いことではありません。
「学研のえほんやさん」で未体験の絵本の世界へ! まとめ
デジタル絵本とっても面白そうです。声優さんの情感たっぷりの朗読にBGMにここ一番で動く映像。しかも日本ではまだ出回っていない絵本もあり、これからも様々な絵本が追加される予定。ぜひこれからもたくさん追加されてほしいものです。誰も彼もが読み聞かせが得意なわけではありませんし、どうしても出来ないときだってあります。そんなときには強い味方になってくれるアプリだと思います。
絵本の好きなお子さんのいる方はぜひ一度お試しください!