天神【幼児版】の口コミ!子供の才能発見?!やりたい気持ちを大切にする教育

「天神」という学習システムをご存じですか?
最近パソコンやタブレットを使って行う家庭学習教材がどんどん増えてきましたが、その多くはオンラインでネットに繋いで利用するタイプですよね。
一方、この天神は初めに学習内容が全て詰まったハードディスクを購入し、それをパソコンに接続して利用するタイプで、他とは一線を画したシステムの教材です。
また、内容も決められたカリキュラムを順にこなしていく一般的な教材とは異なり、子どものやりたいという気持ちを大切にして、その子それぞれの進め方で学習できるように開発されています。
そんな独自路線を行く天神について、教育方針や学習方法などを詳しく調べたところ、高い学習効果が期待できる一方で気になる点もいくつか出てきました。
新しく自宅学習のツールを探している方、天神が気になり始めている方は要チェックですよ!

無料で資料請求できます

天神ってどんな教材?

天神は株式会社タオという滋賀県にある会社が開発しているデジタル学習教材で、1995年に小学生版が発売されて以来、今年で25周年です。
学問の神様である菅原道真公=天神様にちなんで名付けられたというこの教材では、幼児から大学受験まで一貫したシステムで学ぶことができます。
「タオ」という社名や天神という言葉から、中国を連想したり宗教的なものを感じたりする人も中にはいるようですが、れっきとした日本の会社で宗教も関係ないそう。
社長さんが中国文学に造詣が深いそうで、その辺が影響しているようですね。

各自に提供されるのは学習内容が詰まったハードディスク。
それを自宅のパソコンに接続して学習を行います。
その際にインターネット環境は一切必要ないというところが、一般的な家庭学習システムとは一線を画していますよね。
通信教育の多くはオンラインか、もしくは都度ダウンロードした上でオフラインで利用する、という会社がほとんどなので、ハードディスクと端末さえあれば手間なくどこでも学習できるというのはメリットの一つだと思います。

そんな天神最大の強みは、一人ひとりにあったオーダーメイドのプログラムが提供されるということ。
幼児版の場合は本人の興味関心、進度に合わせてカリキュラムを自動作成してくれる「ナビ学習」というプログラムが搭載されていて、これは特許も取得しているのだそう。
膨大にある項目の中から親が学習内容を選ぶのは大変ですし、かといって子ども自身に選ばせると思いっきり分野の偏りが生じてしまいそうですが、この「ナビ学習」プログラムによってその子に最適のその日の学習内容が自動的に表示されるというわけです。
子どもに学んでもらいたいことは色々ありますが、興味がないのに押し付けても本人は楽しくないですし、嫌々取り組んだところで学習効果はあまり期待できませんよね。
天神のシステムなら「楽しい!」「もっとやりたい!」という気持ちを原動力に自分からどんどん取り組んでくれそうです。

このように天神が子ども自身の意欲を最大限に生かした学習を実現できているのは「モンテッソーリ教育」という考え方を取り入れているからなんです。
それでは次にこのモンテッソーリ教育とはどんなものでどんな成果が期待できるものなのかを見ていきましょう。

モンテッソーリ教育について

モンテッソーリ教育、どこかで耳にしたことがある方も多いかもしれませんね。
これはイタリアのマリア・モンテッソーリ博士が考案した教育法で、各界の著名人が幼少期にモンテッソーリ教育を受けていた、という話も多く聞かれます。
そのモンテッソーリ教育の一番の根幹にあるのが「自己教育力」という考え方。
これは「子どもは皆自分を成長させる力を持っている」ということを指しています。
そして子どもがその能力を発揮する際には自主的に何かを選ぶところから始まり、集中してその活動を繰り返し、そして達成感を持って終わる、という一連のサイクルを経ることが大切であり、大人に求められるのはそのための環境づくりであるとされています。

その考え方を元に、天神では以下のような学習サイクルを取り入れて教材が開発されました。

天神の教材ではあらかじめ決められたカリキュラムに沿って学習していくのではなく、子どもが自発的にやりたいと思うことをどんどん伸ばすという、子ども主体の考え方がつらぬかれています。
そして一連の流れを繰り返すことで、子どもの自己肯定感が育まれ小学校入学までに必要な様々な能力が身につくだけでなく、その後の人生で新たに何かを学ぶ際にもこの学習サイクルで身に付いたものの考え方が大いに役立つのだそう。
家庭学習というと目先の学力を伸ばすことに重点が置かれている印象を抱きがちですが、天神は学力面だけではなく、自分に自信を持ち何事にも積極的にチャレンジできるような人間力を育むことを大切に考えているんだということが良く分かりますね。

では実際に子ども達は天神の教材の中でどんなことを学べるのでしょうか。
その具体的な内容を見てみましょう。

教材の中身はこんな内容

天神の幼児版は上の5分野で構成され、ひらがな、カタカナ、数、時計、図形、比較、朗読、百人一首などからなる全59ジャンルの中で約10,000問が用意されています。
その一例を見てみるとこんな感じです。

どれもゲーム感覚で取り組めそうでとっつきやすそうですよね!
もちろん自動で丸付けをしてくれますし、一問一問褒めちぎってくれるそうです。
これなら子どもはやっていて絶対楽しいでしょうね。
「自主的にどんどんやりたがるんです」といった声にも納得です。
そしていくら10,000問あるといってもやりっぱなしではあまり意味がなさそうですが、天神では類似問題を繰り返し出題してくれるので、内容がしっかり定着するとのこと。
少しずつ変化があることによって、何度でも飽きずに課題に取り組むことができるのでしょう。

また、絵本の朗読機能を始め、音声やアニメーションなどマルチメディア教材ならではの機能が多用されているので、子どもだけでも学習を進めることができそうです。

読み上げられている箇所が反転して示されることで、文字や語彙の習得にも繋がりそうですよね。
このように充実した環境を整えることで、子どもが自分でやりたいことを選択して取り組むことができるように促す天神のシステムは、確かにモンテッソーリ教育の考え方に沿った子ども主体の教材だと言えるでしょう。

そんな天神をもし本気で始めたいと思ったら、どのような手順を踏めばよいのでしょうか?
受講システムを料金面もあわせて見ていきましょう。

天神を始めるまでの流れ

天神を始めてみたいと思ったら、まずは資料請求を行うところから始める必要があります。
これをしないことには価格表すら見ることができません。
そして資料を見て実際に使ってみたいということになったら、2タイプの無料体験からどちらかを選択して試してみることができます。
具体的には、体験用の専用パソコンを自宅に届けてもらう「かんたんお手軽タイプ」と、インストラクターが直接自宅まで来て説明してくれる「しっかり説明タイプ」のどちらかを選択することになります。
口コミ情報によると、「かんたんお手軽タイプ」はレンタルしている数日間しっかり試せるのがメリット、「しっかり説明タイプ」は2時間程度の時間の中で様々なアドバイスをもらえるというのがメリットのようです。
こういった教材ものは結局は子どもの肌に合うか合わないかがすべてだと思うので、個人的には「かんたんお手軽タイプ」を選択して、期間内がっつりやりこむくらいの勢いで試して子どもの反応を見るのが一番いい気がしますね。
そして最終的に購入を決めたらオーダーメイドの専用ハードディスクが作成され、自宅に届き次第学習をスタートできる、という流れになります。

天神の料金

ここでやはり気になるのが「料金はいくらなのか?」というところですよね。
月額料金が設定されている多くの通信教材とは違って、天神は「一括で購入」。
公式では資料請求を、となっていますのでなかなか情報が出てこないのですが、口コミの中に幼児版が「303,800円」という数字を発見しました。
ちなみに小学生版が80~100万円だという口コミはよく見かけるので、そこから考えるとこの幼児版の情報も大体合っていそうな感じはします。
この数字、幼児版は0歳から6歳までの長い期間使えるといっても、初期投資がかなり高くつくことは否めないですね。
幼児教室に通うことを考えたら決して高いとは言えないのですが、それでも途中でやめることができない分、始めるのにはちょっと、いやだいぶ勇気がいりそうです。

一方、購入型としてのメリットもあります。
それは一度購入してしまえば、兄弟も無料で使えるという点。
しかも新たに下の子の名前も登録して内容を作り直してくれるので、1つの天神でそれぞれの学習を管理することができるんです。
さらに公式ページによると、もし小学生になった時に上の子と下の子に進学先が私立と公立に分かれた場合でも、1つ分の料金でそれぞれの教科書データを入れて天神を作ってくれるというのだからすごいですよね。

つまり兄弟がいればいるほど料金面でのメリットが大きいというわけで…。
筆者のように子どもが3人いる家庭であれば、1人ひとりに月謝が発生する一般的な教材や塾と比べて圧倒的に安く済みそうです。
ここまで見てきたような内容でこの価格…最初に数字だけ見た時は、正直あり得ない!と思ってしまいましたが、子どもが複数人いる家庭であれば大いにありだなと思い直しました。

では最後に、天神に関する口コミをちょっと見てみましょう。

天神【幼児版】の口コミ

「子どもが自分で進んでやりたがる」
小さい子どもが自分からどんどん勉強をしたがるなんて結構すごいことだと思うのですが、好きなジャンルを選んで学べる天神なら確かに遊び感覚、ゲーム感覚で取り組めるのでしょうね。
楽しみながら様々な能力が身につくというのは素晴らしいことだと思います。

「自分のペースでの学習が先取りにつながる」
2歳台で漢字を読んでいる、九九の勉強を始めた、という声が聞かれるのでびっくりしますよね。
無理やりやらされている先取りに学習効果はあるのかは大いに疑問ですが、天神の場合はその子の興味のままに学習を進めた結果そうなったということなんでしょうから、得意を見つけることに繋がったパターンなのでしょう。
また逆に発達がゆっくりなお子さんの場合も、その子にあった進度でじっくり反復学習を行えることが学習成果に繋がるのだと思います。

「途中で飽きないか、もしくは会社が無くなったりしないか心配」
これは筆者もちょっと気になるところです。
先払い、一括購入というタイプの教材なので、使わなくなる、または使えなくなるような事態に陥るのが一番怖いですよね。
いくら天神の教材が内容も多岐に渡った魅力的なものであったとしても、子どもによって合う、合わないは絶対にあると思います。
ミスマッチを避けるためにも、無料体験でしっかり子どもの反応を見て、性格なども合わせて適性を見極める必要がありそうです。
もう一つの「会社がなくなった場合」、これも絶対にないとは言えませんが、たとえ各種サポートは受けられなくなっても、教材自体は既に購入済みですからすぐに利用不可となるわけではなさそうです。
特に幼児版は何か教科書に準拠しているわけではないし内容の大幅な刷新は少なさそうですから、あまり気にしなくてもいいのではないでしょうか。

「料金が高い」
システムの充実度やトータルコストを考えれば決して法外な値段とは言えないものの、やはり料金面がネックだという声は多く聞かれます。
特にお子さんが一人のご家庭だとそう感じるのも無理はないかもしれませんね。
ですが、天神は子どもが増えても追加は無料というシステムなので、子どもが複数いるご家庭の場合は料金の数字を見てびっくりしてしまっても一度じっくり計算してみることをおすすめします。
意外にコスパがいいことに気づくかもしれませんよ。

天神【幼児版】の口コミ!子供の才能発見?!やりたい気持ちを大切にする教育 まとめ



以上をまとめると、天神は
① 今年で25周年を迎えるデジタル教材で、学習内容が詰まったハードディスクを接続して利用するシステム。その子に合ったカリキュラムを自動生成してくれる機能を備えているので、こどものやりたいという気持ちに沿った学習をすすめることができる。

② 天神は子どもの自己教育力を説いたモンテッソーリ教育の考え方を取り入れて開発されている。子どもが自分でやりたいことを選んでそれに集中し達成感を得る、というサイクルを繰り返すことで様々な能力を獲得することを目指している。

③ 5分野59ジャンル10,000問が用意されていて、子どもが好きなことから始められるようになっている。デジタル教材ならではの機能満載でゲーム感覚で楽しめる内容ながら、少しずつ内容を変えながらの反復を行うことにより、飽きずに学習効果を高めることができる。

④ 天神を始めるにはまず資料請求したのち、無料体験を経て購入という流れとなる。無料体験は数日間レンタルするタイプとインストラクターを自宅に招くタイプがあり、じっくり相性を確認できるレンタルするタイプが筆者はおすすめ。幼児版の価格は303,800円という情報もありかなり高額ではあるものの、兄弟児には追加料金が一切かからないので子どもの数によってはトータルコストがかなり少なくて済むメリットも。

⑤ 口コミには「子どもが自分で進んでやりたがる」「先取学習ができる」といったメリットが多くあげられる一方で、最初に高額で一括購入するという部分に抵抗を感じるという声も少なくない。

ということが分かりました。
オンライン式の家庭学習教材も多い中で独特のシステムをとる天神ですが、その教育内容は子ども主体でこだわり抜かれた大変特色あるものでしたね。
先取りありきではなく、子ども自身のやりたいという気持ちが原動力となって学習をどんどん進めることができるのは素晴らしいことです。
料金面がネックになりがちですが、お子さんにうまくフィットすれば高い学習効果が期待できますし、兄弟児がいることでトータルコストも下がってくるので、検討する価値は大いにあるのではないでしょうか?
自分にぴったり合った内容を自分のペースで学ぶことのできる天神、おすすめの教材だと思いますよ!

※無料で資料請求ができます♪

 

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