絶対音感は幼児期につけたほうがいいのか?!音楽を習う際に出てくる悩み

私は3歳の娘を持つ母です。私は4歳からヤマハ音楽教室に通い、5歳までには絶対音感がついていました。絶対音感とは、流れてくる曲を聴いて、何の音かあてるという力です。
先生が、和音を弾いて「ドミソ」とか「シレソ」と音をあてるだけでなく、当時流行っていた曲を耳コピして幼稚園の休み時間に弾いて一躍人気者になったこともありました。
娘にも、絶対音感がつくといいなと思い、ピアノ教室を選び始めた最中です。

まずはヤマハ音楽教室に子供を通わせている友人知人何人かに話を聞いてみました。
すると、あることがわかってきました。ヤマハ音楽教室に幼児科から通って専門コースに行っているお子さんでも、絶対音感が身についていない子が半数くらいだということに。
もしかすると、絶対音感って訓練だけで身につくものでないのかな、と思い始め、調べてみることにしました。
また、音楽大学に進んだ人や、子供が音楽大学に進んだ人、プロになった人に聞いたところ、絶対音感を全員持っているわけではないし、必ずしも必要ではないのではという意見を聞き、びっくりしました。音楽のプロはみな持っていると思っていたからです。

ちなみに私自身は音楽に進んでいませんが・・・。

 

絶対音感がつくには

絶対音感がつくには、幼児期(2歳~5歳)に訓練することが有効です。
ピアノの音を聞いて音を当てる訓練や、楽譜をピアノで音を出しながらドレミで歌う練習を定期的に続けていれば、つくものだと言われています。
ただし、全ての子供が訓練すればつくというわけではないようです。

大人になってからつく人もまれにいるようですが、幼児期につく、というのが通説で、5歳を超えてつくのは相対音感です。
相対音感は、基準音を示されたらドレミ、で答えることができる、相対的に音の高低をとらえることができる能力で、絶対音感とは性質が違います。絶対音感持っているからいって相対音感を持っているわけでもなく、音楽家としては両方持つことが理想だとも言われていますが、どちらかを持っている方が多いようです。

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絶対音感のメリット・デメリット

【メリット】

ピアノなど、絶対音楽器の習得に役にたちます。楽譜だけでなく、耳からも音を判別できるので、集中力をもって曲に挑むことができ、初見演奏や作曲などに役立ちます。
もちろん、耳で聴いた曲をピアノで再現できるので、楽譜をおこすこともできます。

また、ドイツのハインリッヒ・ハイネ大学の研究によると、絶対音感を持つ子供は、持たない子供に比べて、IQが10ポイント以上高いという統計的なデータもあるそうで、音楽以外にも子供にとって良い結果をもたらすというメリットがあります。

【デメリット】

絶対音感を持っていると、移調した曲を聴いた時に違和感を感じてしまったり、移調した曲を弾くときに抵抗感を感じるというデメリットがあります。また、絶対音感を持っているからといって、相対音感を持っているわけではないので、声楽や、絶対音を持たない楽器の演奏を得意としない人も多いです。また、音を言語のように聴いてしまう面があると言われているので、音楽を鑑賞する力は低い人も少なくありません。先日、「どちらの楽器が高い楽器での演奏か」「プロが歌っているのはどちらか」を当てる番組を観ましたが、絶対音感を持っている、と言っていた芸能人、片っ端からハズレていました。

絶対音感は必ずしも必要ではありません

音楽家になるために、絶対音感は必要か?と考えたときに、思い出すのが「ベートーベン」です。晩年、耳が聴こえなくなってからも数々の素晴らしい曲を作曲したベートーベンは、絶対音感を持っていたのでしょうか?
調べてみましたが、残されたエピソードから推測すると、絶対音感を持っていた、という説が有力のようです。
バッハ、モーツァルト、ベートーベンは絶対音感の持ち主、チャイコフスキー、ブラームスは絶対音感を持っていなかったとされています。
このように、有名な作曲家でも持っていなかった人も多く、絶対音感は必ずしも必要ではありません。

絶対音感をつけることを第一目標にしなくていい

いろいろ調べているうちに、幼児期にしか絶対音感が育たないからといって、絶対音感を身につけることを第一目標にしなくていい、ということがわかってきました。
絶対音感を身につけることを第一目標にしてピアノ教室を選ぶとなると、そのことに力を入れているヤマハ音楽教室を第一に考えてしまいがちですが、通ったからといって、必ず身につくものでもありせん。それに、音楽全般の力を発揮するには、むしろ相対音感が必要だということがわかってきました。何か所かピアノ教室を見学・体験してみて、子供にあった音楽教室に通わせようと思いました。絶対音感。相対音感、どちらをつけるにも「継続」することが大切、ですので、楽しく継続できる音楽教室を選ぶことが一番大切なのでしょう。

絶対音感は幼児期につけたほうがいいのか?!音楽を習う際に出てくる悩みまとめ

・絶対音感を身に着けるには、幼児期(2歳~5歳)に訓練することが有効
・絶対音感は訓練しても必ずつくものでもない。
・相対音感は幼児期を過ぎても訓練をすれば身に着けられることが多い。
・絶対音感を身に着けると耳コピですぐ演奏できたり、初見演奏や作曲に役立つ。
・絶対音感を身に着けている子はIQポイントが高くなるという研究もある。
・しかし音楽の総合力に必要なのはむしろ相対音感。
・絶対音感を持っているからといって、相対音感を持っているわけではない。
・音楽に進むとしても、絶対音感は必ずしも必要ではないと知って、焦る気持ちがなくなりました。もし必要なら、一般的に幼児期にしかつけられないとされる絶対音感、これを身に着けることを第一目標にするところでした。

どちらにしても、継続、が大切、子供にあう音楽教室を選び、親子で楽しんでいきたいと思います。
将来、子供が音楽に進むかもわからないですしね。

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