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くもん漢字カードで漢字に親しむ 子どものことばを育てる使い方とは?

小学校に入学すると1年生のうちに80個もの漢字を習うということをご存じですか?
今は入学前にひらがなをマスターする子も多いとはいえ、入学と同時にひらがなを学び、そこから一気に漢字80個まで行くとはなかなかのスピード感に思えますよね。

来春1年生になる息子がいる筆者は、その事実を知って「ひらがなだけではなくて漢字にも触れておいたほうがいいのかなぁ…」と漠然と考えつつも特に行動を起こす予定はありませんでした。
が、最近になってどうも息子が漢字に興味を示すように。
食卓のパックの「牛乳」という字を読んだり、「大小」を理解していたり、しまいにはお出かけ先で「日本ってかいてある!」「お降りの方は、だって」などと勝手にどんどん覚えるようになってきて、これはチャンスかも!と思い立ち、漢字を楽しく学べるツールを探しました。
その結果、手に入れたのが「くもん 漢字カード」です。
昔から定評のあるこのカード、我が家に導入してまだ数日なのですが、3歳の下の子も巻き込んで一大ブームを巻き起こしているので、その様子や学習効果についてレビューしたいと思います。
どこの本屋さんにも必ずと言っていいほど置いてあるので、店頭で目にして購入を迷っているママも少なくないかもしれません。
ぜひ購入の際の参考にしてみてくださいね。

くもんのカードとは

1978年に初めて発売されて以来、多くの家庭で親しまれ続けているくもんのオリジナル教具です。
カードの種類は現在77種類でジャンルは多岐に渡りますが、表面にイラスト、裏面に文字や数が書かれているのは共通しており、楽しみながら様々な知識を身につけることができるようになっています。

カードを使って学習するにあたり、くもんが大切にしているのは「親子のコミュニケーション」。
カードをきっかけとしてことばのはたらきかけをたくさんしてあげることで、子どもの学習意欲を育てよう、という考え方なんですね。
ただネットの口コミを見ると、このくもんのカードシリーズをフラッシュカード(カードを速い速度で見せていくことで、大量な知識をインプットさせる学習方法)として使用しているという声がかなり多く見られます。
確かに付属の解説書でも「こんな遊び方もあります」という項目で紹介されてはいるのですが、個人的にはそれは本来のあるべき使い方ではなく、あくまでも派生的な使い方という位置づけなのだと理解しています。
子どもがカードの内容を覚えていく中で、ゲーム感覚でフラッシュカード形式に取り組むのは全く問題ないと思いますが、基本的にはカードを見ながらあれこれ会話をするところも含め「学び」なのかな、と。
これについては、「くもんのカードってなあに?」という動画の中でも詳しく解説されていますので、どうぞ参考にしてみてくださいね。

くもん漢字カードの特徴

くもんのカードシリーズの中でも定番中の定番である「漢字カード」。
その目的として箱の裏に書かれていたのは以下の3つです。

・文字への興味を高めます。
・はたらきかけを通して、ことばの発達をうながします。
・語彙力を養い学習の基本である読書力につなげます。
(くもん 漢字カードから引用)

どれも大切な要素ですから、漢字カードを通して育てることができたら素晴らしいですよね。
ではもう少し詳しく見ていきましょう。

こちらのカードは全3集に分かれていて、各集30語、全部で120語のことばを学ぶことができるようになっています。
対象年齢は0歳から。
0歳児に漢字?と意外に思いましたが、小さいお子さんも最初は絵を見せているだけであっても、続けているうちに早い段階で漢字も認識するようになるとかで…。
我が家では極端な早期教育は特に目指していないのでその部分を検証することができないのですが、大きめサイズでとても丈夫な厚紙素材でできているので、漢字を覚える、にこだわらなくとも確かに何歳からでも使えるカードではあると思います。

さて、こちらの漢字カードでは扱われることばのチョイスがちょっと変わっていて、「子どもにとって身近な言葉」という基準で選ばれているので、小学校で習う順番とは全く異なるのが最大の特徴です。
例えば、体の部位にまつわる漢字として、小学1年生では「目」「口」「耳」「手」「足」が出てきますが、漢字カード1集ではこれに加え「鼻」「頭」「歯」「指」も登場するんです。
小学校では読むだけでなく書くこともしなければならないので、画数が多い漢字を扱わないのは当然なのでしょうが、確かに子ども目線で考えると「目、口、耳、ときて“はな”はどこにいった?!」となりそうですよね。
そこを漢字カードでは基本的な体の部位としてまとめて登場させているわけです。
これは画期的というか目からうろこでした。
実際に書くとなると難しい漢字でも、読むだけであれば意外とサクサク覚えられるんです。
それ以外でも、「傘」「鶏」「鯨」といった学校で習うのは当分先、というような感じもバンバン出てきます。
でも漢字を絵や記号のような感じで受け止めている子どもにとっては、画数の難しさはどうやらあまり関係が無いようですね。

これが2集になると、半分が二字熟語、3集になると二字熟語と三字熟語が約半々というラインナップになります。
熟語になればなるほど使われる漢字も増えますから、最終的には120字をかなり超えた数の漢字に触れることになるわけです。
これだけのことばと漢字を親子のやりとりを通して学ぶことができると、確かにかなりの語彙力を身につけることができそうですね。

特色としてはあげられていなかったものの、筆者がもう一つ特徴的だと思ったのが、描かれている絵の美しさです。
デフォルメされたイラストではなく、写実的かつ優しいタッチの絵に我が家の子ども達の反応も上々でした。
この本物に近づけて描かれた絵を見ることで、小さい子どももより強い興味を示すのでしょうね。
子ども自身が知っているものや見たことがある情景と結び付けて捉えるための重要な要素になっていると思います。

我が家のくもん漢字カードの使い方と成果

セオリーどおりではない部分も多いとは思いますが、我が家の使い方をご紹介します。
1集ずつ購入しようかなとも思いましたが、息子がこだわっていた「牛乳」ということばが2集に入っていたというその理由だけで、1と2を同時に購入しました。

【かるた遊び】

買ってきてまず開封すると、床にばらまいた子ども達!
要はかるたのノリのようで…
絵の美しさにうっとりしながら表の面だけを見てワイワイガヤガヤ。
それでも途中で裏に大きく漢字が書いてあることに気づき、めくって眺めてはまた表のイラストを見たりしていました。
その日はもうそれだけにして、次の日試しに問題を出してみたところ、既に数枚覚えていておお~!とちょっと感動です。
その後もかるたのようにばらまいて探して遊ぶのは頻繁にやっています。
かるた遊び形式だと、下の子も楽しく参加できるので我が家にはちょうどいいようで。
その際、絵だけ見るのではなく、漢字についてもさらっと触れるのがポイントですね。

【ひたすらおしゃべりしながら眺める】

夕方になると「漢字カードやろう~」と言ってくる日が多いです。
特に上の子は一人で眺めるよりも私と一緒にやりたいようです。
その際、やっているのが漢字の成り立ちや部首にも触れること。
全ての漢字の成り立ちを把握できているわけではありませんが、「馬」「卵」のような分かりやすい象形文字は「ほら、この点が4本の脚で、お尻もあるよ」とか「卵をパカッと割ったところに見えるよね~」などと説明すると、イメージしやすくなるのかよく覚えていました。
また「猿」「猫」「狐」「狸」といった字は全て「けものへん」の字なので、「これがついていると動物だよ」と教えるとそれを覚えて、「これは動物シリーズだから~…」などと自分で言いながら思い出そうとしている場面が見られます。
それ以外でも「さかなへん」や「とりへん」についても教えると覚えたようで、これから新しい字を覚える際の手助けになるといいなと思っています。

【2枚のカードで正解はどっち?】

漢字をぱっと見て正解を言うのは最初はなかなか難しいものですが、少しずつ覚えてきた段階だと2択問題であれば正解を選べる確率がグッと上がってくるので、子どもの満足度が高いです。
全然違う種類の漢字2つを並べたり、逆に同じ動物シリーズで並べてみたりしながら難易度を変えると子どもたちもゲーム感覚で楽しんでいるようです。

【子どもだけで問題の出し合い】

一方、下の子は勝手に引っ張り出してきて、子どもだけで遊ぶのがお気に入りのようです。
目につくところに置いていて、遊びたくなった人が自由に使えるようにしているので、しょっちゅう出してきます。
身近なものばかりが題材なだけあって、絵を見れば自分たちだけでも問題を出し合って遊べるのがいいですね。
「“う”から始まるよ~でね、動物!」などと一丁前にヒントまで出していて、笑えました。

我が家ではあまりお勉強のようにしたくないので、あえて親の方から習慣化しようとは今のところ考えていません。
あくまでも子ども達のやりたい時にやりたいように、ということで。
それでもここ数日で上の子は1集の40枚のうちすでに約20枚は覚えました。
下の子は上の子ほどどんどん覚えるわけではありませんが、2枚選んだカードで「山はどっちだ~?」などと問題を出すと、かなりの確率で正解を選べるようになってきていますよ。
そして漢字カードで覚えたことがきっかけで、お出かけ時のバスの中や街中で色々な漢字を見つけては褒めてもらう、といった小さい成功体験を重ねて自信をつけることができていると感じます。
先取りで学んで後で楽をさせたい、とは特に思わないですが、この調子で子ども達が漢字好きになってくれたら、これから先の小学校での漢字学習にも意欲的に取り組んでくれるのではないかと期待しています。

くもん漢字カードで漢字に親しむ 子どものことばを育てる使い方とは?まとめ

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以上をまとめると、くもんの漢字カードは
くもんのオリジナル教具として長く親しまれてきた、表面にイラスト、裏面に文字や数が書かれたタイプの学習カードシリーズの一つ。親子のコミュニケーションを大切に考えており、ことばのはたらきかけをたくさんしてあげることで子どもの学習意欲が育つとしている。
1集40語、3集合わせて120語のことばが学べる0歳から使うことができる。小学校で習う順番ではなく、子どもにとって身近なことばから取り上げられているのが大きな特徴。また写実的で優しいタッチの絵が子どもの想像力をかき立て、効果的な学習に繋がっている。
色々な遊び方で楽しみながら学習することができる。かるた形式や2択問題であれば小さい子でも正解を選びやすいので、子どもの満足度が高い。また、年齢が上になれば漢字の成り立ちや部首についても理解できるようになってくるので、そこも含めてあれこれと会話しながら眺めるうちにかなりの漢字を覚えることができる。

ということがわかりました。
先取りをするかどうか、という観点ではなく子どもが興味を持った時がその子の学び時だ!と筆者は考えているのでこのタイミングでの導入ということになりましたが、この漢字カードは確かによくできているので何歳であっても楽しく使うことができると思います。
おかげでどんどん新しい字やことばを覚え、漢字の楽しさに気づくきっかけになりました。
子どもは何かを覚えてそれを親に披露し褒めてもらうのが大好きです。
その辺を上手にくすぐり、子どもが自信を深めるきっかけとして非常に良いツールだと思うので、あまり「お勉強!」「知育!」と肩ひじ張らなくとも、遊びの延長と思ってゆるく取り組んでみたらいいかもしれませんね。

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